「洲崎西」との初共演も実現! 巽悠衣子、大橋彩香による「あどりぶグランプリ2016」の模様をお届け

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5月22日、東京・中野サンプラザにて、ラジオ番組「洲崎西」と同じくラジオ番組「あどりぶ」による合同イベントが開催された。本稿では、昼の部として行われた、「あどりぶグランプリ2016」の模様をお届けする。
「あどりぶ」は、声優の巽悠衣子さん、大橋彩香さんの2人がパーソナリティを務める文化放送超!A&G+で放送中のラジオ番組で2014年にスタート。今回のイベントにも巽さんと大橋さんがそろって登場し、さまざまな企画でファンを楽しませた。

最初のコーナーは「あどりぶテーマトーク」。前回のイベントがあった2015年2月から現在までに、番組で体験した出来事を振り返るというものだ。ここでは、2人がその間に参加したイベントの数々や、DJCDロケのエピソードを展開。昨年夏に開催された「SEASIDE SUMMER FESTIVAL 2015」で、巽さんが「無償の愛」という言葉を使ったことが発端となり、あらゆる場面でこの言葉を使われるようになってしまったと嘆く。それに対して大橋さんが「私のへごちんみたいなものですね」と一言話すと、会場からは笑いがあふれていた。

また昨年発売されたDJCDの第3弾では、2人がツッコミに挑戦する一幕も収められている。ということで、今回のイベント会場でもお互いにツッコミを披露。スムーズに出てきたものから、かなり無理のあるものまであり、2人で苦笑いする場面も。そんな姿も、ファンは楽しんでいる様子だった。

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「洲崎西」の2人がゲストとして登場

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続いては、公式ライバル番組である「洲崎西」のことをどれだけ知っているかを試す「洲崎西」クイズが始まる。ここで洲崎さんと西さんがゲストとして登場すると、2人から直接クイズが出題される形式で進行。問題は番組をしっかり聞いていないと答えられないものばかりで、第1問から「『SEASIDE SUMMER FESTIVAL 2015』の感想トークで、2人にとってイベントは何の日と言った?」という難問が飛び出す。正解は「愛を確認する日」なのだが、巽さんと大橋さんは頭を悩ませている様子。特に巽さんは苦し紛れに「マシュマロの日」と答え、洲崎さん、西さんからいじられてしまう結果に。
第2問は「西さんが占い師から言われた、恋人ができない理由は?」というもの。続けざまの難問だったが、ここはヒントのおかげもあって、巽さんが見事に「仲の良すぎる女性が身近にいるから」と答えて見せる。一方の大橋さんは、占い師の立場になって「枕の位置が悪いから…?」など、面白い回答を披露していた。そして最後の3問目は「西さんが好きなおにぎりの具は?」という内容で、答えは「安いシャケ」。これは、高いおにぎりだと皮付きのシャケが入ってくるが、西さんはシャケの皮が苦手なため、安いほうが好きという理由だった。この問題に対して巽さんと大橋さんは、シャケまでは答えを導き出せたものの、「安い」という条件までは分からず。しかし、サービスとしてここも正解という判定に。結果的に、3問中2問に正解するという好成績で幕を閉じた。

今年のクイーンはどちらの手に?

イベントのラストにしてメインのコーナーとして、「あどりぶクイーン決定戦」が始まる。前回のイベントでも行われたこの企画は、さまざまなクイズや大喜利に2人が挑戦して、どちらが番組のクイーンにふさわしいかを決めるというもの。まず行われたのは「あどりぶ大喜利」。「『磯野、野球やろうぜ』どうやって断る?」などのお題が立て続けに出題されると、大橋さんは「手汗が止まらないから…」、巽さんは「ごめん、俺はボールじゃなくて夢を追いかけるから」と、それぞれ個性ある回答を披露した。また、そのほかにも「魔法少女になって会場のファンをメロメロにさせて」「負け犬の絵を描いて」など、一風変わったお題も続出し、2人を困らせていた。

続いて巽さんと大橋さんがそれぞれ主役を務めるエチュード「中野あどりぶシアター」。まずは大橋さんがペットショップの店員になると、動物の鳴き声まですべてやり切る熱演を披露。対する巽さんは、とあるコンセプトカフェの店員という役どころでエチュードに挑戦。途中からはシーサイド・コミュニケーションズの植木社長などスタッフ陣もカフェの客役として加わると、巽さんはメイド喫茶でおなじみの、メニューにかけるおまじないまで披露して見せた。そんな姿が評価されたようで、巽さんは大橋さん以上の高ポイントを獲得。一気に「あどりぶクイーン」の座に近づく。

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そして最後に行われたのは、一発ギャグやモノボケ、サイレント、モノマネの中から自由に選び挑戦する「あどモネア」。巽さんはモノマネが苦手ということで、それ以外の3つを選ぶことに。まず難題とされる、言葉を発してはいけないサイレントでいきなり観客からの大爆笑を得てポイントを加算。すると大橋さんも、モノマネで「自分のモノマネをする西さんのモノマネ」を披露。こちらもファンの笑いを誘っていた。

こんな具合で繰り広げられた「あどりぶクイーン決定戦」だったが、最終的なポイントは巽さんが31ポイント、大橋さんが26ポイントで巽さんの勝利という結果に。巽さんは昨年も勝利しているため、これで連覇を果たした格好だ。

イベントの終わりの挨拶では巽さんが「声優って大変だね」とポツリと話すと、大橋さんは「一回くらいは勝ちたい!」と意気込んでいた。さらにエンディングでは巽さんの単独DVD第2弾「ウルトラハッピーツアー ~○○声優への道~」や、ニコニコ動画でのソロ番組開始、「生誕祭イベント」の開催決定など、さまざまな情報も飛び出し、充実のイベントとなった。

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