本日8月20日(土)より先行公開、8月27日(土)より全国拡大公開となる『鷹の爪』10周年記念作品『鷹の爪8 ～吉田くんのX(バッテン)ファイル～』の初日舞台あいさつが、本日東京・お台場のシネマメディアージュで行われた。
吉田くんの仲間でいつもPCを持ち歩く頭脳派・つっちー役の内田彩さん、本人役を務めた新日本プロレスで活躍する“スイーツ”真壁刀義選手と“みんなのこけし”本間朋晃選手、そして主人公の吉田くん役など計21役の声を兼務するFROGMAN監督が登壇し、制作秘話や映画の感想、本作のテーマでもある「タイムトラベル」が出来たら…というお題でクロストークを繰り広げた。
さらに公開初日を祝い、真壁選手の大好物であるモンブランケーキを用意、登壇ゲストと食べたところ、本間選手だけ「うえええ～」とえずき、一同びっくり。
『鷹の爪』最新作ということで、ひとつだけ「鷹の爪入り激辛スイーツ」になっており、それが本間選手にあたってしまったというオチに、会場は爆笑の渦に包まれた。
また、舞台あいさつの終わりには、FROGMAN監督から会場のお客さんにサプライズが。監督の代表作でもある『古墳(こふん)ギャルのコフィー』と、本作『鷹の爪8 ～吉田くんのXファイル～』の特別映像が本日を含む舞台挨拶回限定で上映が決定したのだ。
その経緯をFROGMAN監督は「2日ほど前にTwitterで「『古墳ギャルのコフィー』の新作を作ろうかな、リツイートが1000を超えたらやろう」と呟いたら、あっという間に超えちゃいまして(笑)。一昨日シナリオ作って、コフィ―役の相沢さんに来てもらって声を収録して、そして昨日の夜、滑り込みで出来上がりました。もう7年以上前の作品なので、キャラクターデザインも変わっていて、作品を知っている方もまったく知らない方も新しい気持ちで観ていただけたらうれしいです」と語り、出来立てホヤホヤの短編コラボ映像が無事上映され、盛況のうちにイベントは締めくくられた。
舞台あいさつ内容
MC：公開初日おめでとうございます。まずは一言、ご挨拶をいただけますでしょうか？
内田：吉田くんの仲間・つっちー役の内田彩です。雨の中、お越しいただきありがとうございます。
皆さんご覧いただいたあとということで、いかがでしたでしょうか？今日は短い間ですがよろしくお願いします。
真壁：新日本プロレスの真壁刀義だ！映画を観てわかったと思うけど、面白かっただろ？
言い方悪いけど、くだらないのがいいよな。今日はよろしくー！
本間：こんちはー新日本プロレスの本間朋晃です！僕の声、聞き取れましたか？(真壁「聞き取れないよ」)今日はよろしくお願いいたします。
吉田くん：皆さん、どうも吉田です！今日は真壁と本間も来てたのね。相変わらず何言ってんだかわかんないけど、気持ちだけは通じてるから！(笑)今日はよろしくお願いしまーす！
FROGMAN：監督のFROGMANです。お足元の悪い中、お越しいただいてありがとうございます。ギリギリ映画完成が間に合ってよかったです！(笑)舞台あいさつ楽しみたいと思います。
MC：内田さん、FROGMAN監督とのお仕事はいかがでしたか？
内田：実はデビューしたばかりの頃に監督の別作品のオーディションを受けて落ちたことがあったので、今回ご一緒させていただけて大変うれしいです。鷹の爪シリーズは、アニメ声優さんをあまり使っている印象がなかったので、ドキドキしながら収録向かったのを覚えてます。
MC：真壁選手は最近映画本編をご覧になられたと聞いたのですが、いかがでしたか？ご感想を教えてください。
真壁：すごく面白かった！それがびっくりした！(笑)ヤベえな！って感じ。UMAとかオーパーツとか、子どものころ興奮したものがそのまま出てて面白い作品でした。
MC：本間選手は映画ご覧になっていかがでしたか？
本間：僕、基本的に飽きっぽいじゃないですか！(真壁「知らねーよ」)映画もすぐ飽きて寝ちゃうんですよね。そんな僕が、飽きずに最後まで観られました！しかも、恋愛もの好きなんです(笑)。未来から来たモレルダーとナスカリーのエピソードにポロッと泣いちゃいましたね(笑)
MC：さて、吉田くん、主演作が公開です！今のお気持ちはいかがでしょうか？
吉田くん(FROGMAN)：まだまだ先かなーと思っていたら、もう来週には全国公開！地方キャンペーンもあるので、全国の美味しいものを食べてこようと思ってます(笑)
MC：監督、改めまして、鷹の爪10周年おめでとうございます。本作がその節目となる作品になるわけですが、作られる中で意識されたことはございますか？
FROGMAN：まずは締め切り守ろう、と思いました(笑)それと、子どもたちに夢を与えられたら、と思って作りました。昔、夏休みになると、午前中にアメリカのドラマなんかがTVで流れてて、そんなごちゃごちゃした夏休みの思い出みたいになればと。
MC：なるほどー。ありがとうございます。さて、ではすこ～し、映画からは離れますが、本作は「タイムトラベル」がキーワードにもなっています。そこで、皆さんに質問です。もし、過去に行けるとしたら、どの時代で何をしたいですか？
FROGMAN：僕は10年前に自分が鷹の爪を作っていたころに行って、手伝いに行きたいです(笑)。あのころ、会社に300日ぐらい泊まって、銭湯通って、洗濯物も島根の実家に送ってましたね…
吉田くん(FROGMAN)：坂本龍馬を暗殺した人が誰か調べに行きたい。そして本を出します！
本間：僕は高校生のころに戻りたい。声がキレイだったころに(笑)実は高校では写真部で、
運動をやっていなかったのですが、今オリンピックでレスリング盛り上がっているので、あのころレスリングやっていれば、今頃活躍できてたかも…なんて。それはそうと、本間の声、だんだん聞き取れるようになっていませんか？(会場、多くの手が挙がる)これが、スピードラーニング効果です(笑)
内田さん：中学生のころ、恋をした先輩がいたんですけど、(真壁・本間「おお～～！」)でももう結婚されてお子さんもいらっしゃるそうなんですが…。なので、小学生に戻って、先にその先輩と仲良くなっておきたいな、と。初恋の人と結婚するストーリーを作り上げておいて、そうしたら、今頃、先輩の横にいるのは私だったかもしれない…なんて(笑)
MC：さて、今日は公開初日、そして特別出演いただいた真壁選手、本間選手にお越しいただけたということで、スイーツでお祝いをさせて頂ければと思います。真壁選手の大好物、モンブランのケーキをご用意しております。それでは、皆さんお召し上がりください。公開おめでとうございます！
ケーキを食べると、本間だけ「うえ～」と身もだえる！
MC：えーと、申し上げるのが遅くなりました。映画「鷹の爪」最新作ということで、一つだけ「鷹の爪入りの激辛ケーキ」になっているそうです。その表情は、もしかして本間選手、当たりましたか？
本間：辛い～めっちゃ辛くて声がガラガラ…
真壁：その声は元からじゃないの！？
内田：汗がすごい！でも辛さが伝わってこない！(笑)
本間：この映画のようにおいしさの中にピリッとした辛さがあります！
MC：鷹の爪入り激辛モンブラン、喜んでいただけたようでよかったです。それでは最後となりますが、この映画をご覧いただいた方々に向けて、それぞれお一言ずつ頂けますでしょうか？
内田：吉田くんのちっちゃい頃の話で、お化けやUMAなどドキドキしながら子どもはもちろん、お父さんお母さんも甘酸っぱい気持ちを思い出せて、いろんな世代が楽しめる作品になっています。
真壁：さっきも言ったけど、ガキのころ興奮したものがそのまま出ていて、くだらなさがめちゃくちゃ面白い。あのころの気持ちが大人になっても残っているから、誰もが楽しめる作品になっていると思う。
本間：僕は次回の出演に向けて、声を調子を整えておきたいです(笑)
吉田くん：SNSで拡散してください。そのときはいいコメントだけでお願いします！ 悪いコメントあったら、直接リプ飛ばして、罵倒してやるからな(笑)
FROGMAN：実はライバルは「シン・ゴジラ」だと思っています。予算も人手もぜんぜん負けてますが、笑いの量だけは負けていないつもりです。「鷹の爪8」、末広がりでがんばります！応援よろしくお願いいたします！
