『劇場版ソードアート・オンライン』先行上映会に松岡禎丞、田真一郎プロデューサーが登壇。バレンタインデートークを展開

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2月14日(火)に新宿バルト9にて、『劇場版ソードアート・オンライン』舞台挨拶付きの公開直前先行上映会が実施された。
今回の舞台挨拶は新宿バルト9の開業10周年を記念したもので、本作の主人公・キリトを演じている松岡禎丞さんと、アニプレックスから本作のプロデューサーの柏田真一郎氏が登壇。
映画を観終わったばかりで大興奮の観客を前に、はじめてネタバレを気にせずトークできる環境で声優と製作という異なる視点から本作の魅力を語り尽くした。

トークイベントでは、2月14日ということからバレンタインデーの話題になり、アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」が2月13日に更新した読者が選ぶ「バレンタインにチョコを渡したい男性キャラ」で、本作の主人公で作中でも一番の“モテ男”であるキリトが堂々の第1位に輝いたことをMCが発表。観客席からキリトへの愛のこもった拍手が起こる。
このニュースを聞いた松岡さんは、男性読者のうちの2割がキリトに投票するという男子人気の高さに対し「僕自身は一個でももらえれば十分なのですが、僕も男性のファンの方々から結構もらいました。」とコメント。会場内の笑いを誘った。

また先日2月12日(日)に開催された「SAO杯 スポーツチャンバラ大会」の未経験者の部で、見事準優勝を果たした柏田プロデューサーがその大会について「経験者の人の中には生身のままソードスキルを使ったような動きをする人もいて、まさにヒースクリフのようでしたよ、本当に!」と語ると、会場内からは大きな笑い声が上がった。

ゲストコメント

バレンタインデーについて

MC:アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」で読者が選ぶ「バレンタインにチョコを渡したい男性キャラ」にキリトが一位になりました。男女合わせた全体でも一位ですが、男性読者の投票結果でもぶっちぎりの一位です!松岡さんは今年のバレンタインの目標はいくつですか?

松岡禎丞:
ちょっとキリトくん、男子に狙われているんでしょうかね?(笑)
僕は、一個もらえれば十分です。実際には男性ファンの方々から結構な数を頂いたんですが。(笑)

スポーツチャンバラ大会について

MC:2月12日(日)に開催した「SAO杯スポーツチャンバラ大会」で柏田プロデューサーは見事、未経験者の部で準優勝を果たしましたが、いかがでしたか?

柏田真一郎P:
周りは20代の若い人たちが溢れる中、僕は40歳ですからね。次の日足が動かなくて大変でした。大人気なく本気で試合相手にぶつかっていきました!
経験者の方の中にはソードスキルを使える人がいて、楯で受けてその瞬間に剣で刺す、まさにヒースクリフのような動きをする人もいました!

MC:松岡さんはかつてスポーツチャンバラをやっていて、大会での優勝経験もあるそうですね?

松岡:
僕がやっていたのは「型」の方で、動きの美しさや正確さを競う競技だったので、基本的に戦闘力は関係しないと思っていたのですが、まさかこんな形で昔の経験が活かされるとは思いませんでした。

是非とも拡散してほしい本作の見どころ

MC:今回の舞台挨拶は皆さん鑑賞直後なので、ネタバレは全然大丈夫なのですが、まだ観ていない人のために、拡散しても良いレベルでの見どころはどのシーンですか?

松岡:
何と言ってもアクションシーンです。完成披露試写会の舞台挨拶でも言ったのですが、まさに『ソードアート・オンライン』の集大成ともいうべき作品に仕上がっています。ラストバトルのシーンからは、高揚感がとんでもないことになってきて、アフレコ時には台詞を言いながら唇が震え続けていました。

柏田P:
松岡さんを前にして言うのもなんですが、アスナが可愛い。アスナが最高。ただそれに尽きます。
ピンチに陥っても最後は男前なアスナが本当に素敵で、制作段階の時も宣伝する時も、もっとアスナを押していこうと言い続けていました。(笑)

TVアニメ版のVRから劇場版のARに変わったことで意識したこと

MC:本作の見どころの一つに、TVアニメ版のVRとは違って、劇場版はARがメインになっています。声優として製作としてそれぞれ意識したことは?

松岡:
ARとして生身の体の限界を超えないことです。体の重さが伝わる声の出し方に気を付けました。

柏田P:
VRではキリト無双になってしまっていたので、ARではそうなりすぎないようにしました。

締めの一言

MC:本日お越し頂いている観客のファンの皆様、そして公開へ向けてメッセージをお願いします。

柏田P:
もうすでに10回以上、この『劇場版 ソードアート・オンライン ?オーディナル・スケール-』を観ていますが、毎回アスナのシーンでキュンキュンします。(笑)皆さんも何回でも劇場に観に来てください。

松岡:
本作は『ソードアート・オンライン』を劇場版として、キャストもスタッフも全ての人々が心血を注いで、全力を出して作った作品です。何度も何度も観て頂きたいです。観るたびにいろんな人の視点で観ることが出来て、新たな発見があります。初日以降にもまた劇場でお会いしましょう!

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