現在放送中のTVアニメ『sin 七つの大罪』について、アスタロト役・田所あずささんへのインタビューが公開された。
また本編で流れる魔王様たちによる鎮魂歌(キャラクターソング)シーンを集めた視聴MVも公開。鎮魂歌(キャラクターソング)全14曲を収録したアルバムCDは、Blu-ray & DVD 第一の罪に特典として封入される。
目次
- 1 田所あずささん アフレコ後インタビュー
- 1.0.0.1 ――オーディションでのエピソードはありますか?
- 1.0.0.2 ――歌ではなく、ラップだったと。戸惑いますよね。
- 1.0.0.3 ――そんな苦労の甲斐もあって、アスタロトになったわけですが、アフレコはいかがでしたか?
- 1.0.0.4 ――5話が初登場回でしたね。憂鬱の魔王ですけど、どんなキャラクターですか?
- 1.0.0.5 ――ビジュアルはどうですか?
- 1.0.0.6 ――役作りで、どんなことを考えましたか?
- 1.0.0.7 ――5話では、そのしゃべり方に加えて、歌、ラップやメタル的なしゃべり方もあって、難しかったのでは?
- 1.0.0.8 ――収録には?
- 1.0.0.9 ――そんな5話の見どころというと?
- 1.0.0.10 ――喜多村英梨さんとは一緒にレコーディングを?
- 1.0.0.11 ――マッシュアップみたいな感じなんですね。ラップはアフレコ現場で録ったんですか?
- 1.0.0.12 ――キャストの皆さんはどんな反応でした?
- 1.0.0.13 ――喜多村さんなら乗ってきそうですね(笑)。
- 1.0.0.14 ――本領発揮と言えば、発揮ですよね?
- 1.0.0.15 ――最近、特に憂鬱だったことは?
- 1.0.0.16 ――では最後に、メッセージをお願いします。
田所あずささん アフレコ後インタビュー
――オーディションでのエピソードはありますか?
最初はテープオーディションだったんですけど、キャラクターを好きに選んでいいということで、アスタロトちゃんにしました。「憂鬱」ということに何かシンパシーを感じて(笑)。そのとき、セリフの中に「歌」と書いてあったので、自分で勝手に歌って提出したんです。そしたら、そのあとのスタジオオーディションの前に、「ラップです」とリズム音源だけ送られてきて、「えーー!」って戸惑った記憶があります。
――歌ではなく、ラップだったと。戸惑いますよね。
ラップって、なかなかやる機会もないですし、普通のセリフを自分でラップ調にすることももちろんなかったですから。韻を踏むとかよく分からなくて、すごくいろいろと調べました。
――そんな苦労の甲斐もあって、アスタロトになったわけですが、アフレコはいかがでしたか?
すごく和やかな雰囲気でした。結構セクシーな作品なんですけど、キャストの皆さんが笑い飛ばしながらやっていて、みんなでツッコみながら楽しくやっている雰囲気がすごく好きです! 最初は緊張していたんですけど、その雰囲気に助けていただきました。しかも途中参加で、出演話数も少ないんですけど、途中参加でも入りやすくてありがたいなって。
――5話が初登場回でしたね。憂鬱の魔王ですけど、どんなキャラクターですか?
すごく後ろ向きでひがみっぽい性格で、自分に全然自信がないんですけど、歌の中だと自分の感情を出せるということで、歌をよく歌っています。そこがすごく可愛いところでもあり、かわいそうなところでもあるのかなと(笑)。でも5話を見ていただいたら、こういうことあるよなっていうところがきっとあると思うので、彼女を反面教師にして学んでほしいですね(笑)。そしてアスタロトが成長していく姿を見てほしいと思います。
――ビジュアルはどうですか?
すごく可愛くて、服もロックでパンクで、ゴスロリチックでもある。ダークな感じで可愛いです!
――役作りで、どんなことを考えましたか?
自分の実体験もありますけど、この人のしゃべり方は憂鬱だなって思う方がいたので、その方のイメージがずっと頭にありました。すごく独特なしゃべり方なので、勉強になるなぁって。
――5話では、そのしゃべり方に加えて、歌、ラップやメタル的なしゃべり方もあって、難しかったのでは?
そうですね。さすがに、「はい、ラップやってください」って急に言われたらできなかったと思うんですけど、今回はZAQさんが仮歌を作ってくださって練習してから臨めたので、それはすごく助かりました。
――収録には?
来てくださって、指導していただきながら5話を収録しました。ここを立てる(強調する)んだよ!とか、普通とはまた別の部分を立てたりするし、韻を踏んでいるところを分かりやすくしたりするので、なるほどと、勉強になりました。
――そんな5話の見どころというと?
結局元気が出ると思います! やっぱりステージシーンは絶対に見たら楽しいんですけど、アスタロトちゃんが自分に勝つというか、自分の中のネガティブな気持ちに勝つ面も見られたので、共感してもらえると思います!
あと劇中にミュージックビデオが出てくるんですけど、アスタロトちゃんもルシファーさんも本当に力が入ってるし、歌もちゃんとレコーディングをして。2人のデュエットもあって、とにかくたくさん歌が流れる回なので、楽しんでもらえたんじゃないかなと思います。
――喜多村英梨さんとは一緒にレコーディングを?
別でした。しかも分かりやすいデュエットではなくて、全く別の曲が合わさってできた曲みたいな感じで、すごくカッコ良くて、こだわりがすごいので、それも聴いてほしいです。アスタロトちゃんのロックな曲とルシファーさんのキラキラした曲を一緒にしていて、2人が曲で戦っているみたいだけど、1曲になっているという面白い演出でした。
――マッシュアップみたいな感じなんですね。ラップはアフレコ現場で録ったんですか?
収録後に録りました。
――キャストの皆さんはどんな反応でした?
映像に、なぜか仮歌とリズムだけ入ってたんですよ。突然リズムが流れ出すから、みんなすごく笑ってました。そのリズムに合わせてルシファーさんもラップでセリフを言ってくれたりして。テストのときは一緒に遊んでくれて楽しかったです(笑)。
――喜多村さんなら乗ってきそうですね(笑)。
あと確か、第一声くらいで、(たかはし)智秋さんに「暗いわね~」って言われました(笑)。
――本領発揮と言えば、発揮ですよね?
そうですね。毎日毎日憂鬱だらけですよ(笑)。
――最近、特に憂鬱だったことは?
ガチなやつしかないですよ(笑)? そうですね……自分の姿を見るたび憂鬱になります。朝は基本的に毎日憂鬱なので、その気持ちを大事にして現場に入る感じでしたね(笑)。
――では最後に、メッセージをお願いします。
すごく激しくて楽しくて熱い作品になってます。アスタロトちゃんも憂鬱ですが、きっと熱い心も持っている子ですし、歌うシーンは必見ですので、ぜひ何度も楽しんで見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。