東山奈央、プラネタリウムで開催されたプレミアムイベント「星がきれい」レポート。星空の中で「イマココ」など最新曲を披露

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東山奈央さんが、6月11日に神奈川県の「はまぎん こども宇宙科学館 宇宙劇場」にて、プレミアムイベント「星がきれい」を開催した。このイベントは、2ndシングル「イマココ/月がきれい」の発売を記念して、応募者の中から抽選で220名を招待して行われたもの。訪れた観客と、「プラネタリウム」という特殊な空間でプレミアムなひとときを共にした。
普段のアニメイベントとは異なるどこか厳かな雰囲気の中、白いワンピースを身にまとった東山奈央が登場すると、会場は穏やかな、明るいムードに一変。和やかな空気でトークパートがはじまった。トークは、観客から事前に募集した「東山奈央に聞いてみたいこと」に応えていく、というテーマのもと行われ、TVアニメ「月がきれい」の物語に因んで「もし東山さんが友達と同じ人を好きになってしまったら…?」と言ったような踏み込んだ質問や、「MVのメイキングで、机に描いていた落書きの内容」など、イベントで初公開となる裏話も飛び出した。

トークに続いてのコーナーは「イマココ!Music Video鑑賞会」。ここで会場は真っ暗に包まれたと思いきや、上空には星空が投影された。更に、その星空の中に「イマココ」のMVが映し出され、夜空に浮かぶ東山奈央の姿に誰もが魅了された。
MVの上映が終わると、星空に包まれた幻想的な空間の中、ステージにスポットライトが照らされた。東山奈央が再び登壇し、最後のコーナーである「ライブパート」がスタートした。

目に映るものは「星空」と「ステージ上の東山奈央」だけ。観客が静かに見守りながら、「Bright Heart」で幕を開ける。身振りをつけながら可愛らしくパフォーマンスする姿と、明るくキラキラした歌声に、観客も思わず笑みがこぼれ、柔らかな雰囲気に包まれた。曲が終わると、間髪入れずに「初恋」がはじまった。村下孝蔵による往年の名曲を東山奈央がカヴァーした、注目の楽曲。仄暗い中でゆったりとした、それでいて心に訴えるような歌声が場内を優しく包み、思わず涙する観客も多く見られた。

しっとりとしたムードの中、3曲目に歌われたのは「月がきれい」。こちらも至極のバラードナンバーだ。ふと上を見上げると、星空にはリリックビデオが投影されるというサプライズが。ポツリポツリと映し出される歌詞は、歌声と重なって、より心の奥深くに、「恋心」が染み渡っていく。この曲でも、多くの観客が涙した。
最後の曲は、もちろん「イマココ」。MVで登場する“星空の下で歌うシーン”が、まさに、“イマココ”で再現された。しっとりとした雰囲気から一転して、元気な曲調に。曲中では観客も一緒に「行けー!行けー!」と熱唱する場面も見られ、東山奈央と観客がひとつになる、強い絆を感じた。

訪れた観客への感謝の気持ちと、来る夏、アニサマ出演への熱意を述べて、イベントは幕を閉じた。

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公式サイト
イマココ/月がきれい (アニメ盤)
東山奈央
フライングドッグ (2017-05-24)