TVアニメ『Dies irae』クラウドファンディング支援者限定の第0話・第1話先行上映会が開催

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2015年に実施されたクラウドファンディングで当時国内最高額となる9656万円の支援を集め、見事アニメ化を実現させた『Dies irae』。10月6日からの放送を前にクラウドファンディング(CF)の支援者へ向けた0話と1話の先行上映会が9月30日に一ツ橋ホールで開催され、司会のAyumi.さん、株式会社グリーンウッド代表・服部氏、マリィ役・榊原ゆいさん、原作ライターでありアニメのシリーズ構成を担当している正田崇さんが登壇した。

0話と1話の上映後にはCFへの出資者の名前の一覧も上映され、服部氏からは感謝の言葉が述べられた。そして司会による呼び込みで榊原さんと正田さんが大きな拍手の中ステージに登壇した。

0話と1話を観た榊原さんへ感想を聞いてみると「本当に夢ではなかったんだなと(笑)。絵になって音がついて形になってグッと来ました。予約録画に作品のタイトルがちゃんとあって、本当だ!夢じゃない(笑)」と出来上がるまでの信じられなかった思いと、アニメが形になり感激した様子を語る。また正田さんからは音響監督もディエスをフルコンプしてから仕事に臨んでいるといった裏話も紹介された。

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1話のギロチンの歌にメロディが付いたことについて「群衆(CFのガヤ権獲得者)で歌っているシーンは圧巻でした。」と榊原さん。そのシーンでは群衆のひとりとして正田さんと榊原さんも歌っているのだとか。さらに今後、群衆が全員声優バージョンとなったギロチンソングも登場するとのこと。
今後の見所について榊原さんは「キャラクターが濃いので、ゲームの名台詞が動く絵に乗った時は本当にたまらなかったです。」とコメントし、それに加え正田さんからも「原作のあの台詞は抜かすなという台詞を可能な限り拾っています。」と原作ファンには嬉しいコメントもあった。

あっという間にトークコーナーも終わりになり、最後に、来場したCF支援者へ向けてメッセージが贈られた。

正田さん
「皆様のお陰でここまで来られました。心からありがとうございます。」

榊原さん
「私も会場に来てびっくりしたのですがオープニングテーマの『Kadenz(カデンツァ)』のフルバージョンが流れていましたね。エンディングも楽しみですし、テレビ放送も楽しみですし、これも全部皆さんが協力してくださったおかげです。上映中に後ろで観ながら、皆の愛がなければ形にならなかったんだよな、とキャスト陣と話をしていました。その愛に対して全力で応えようとしているキャスト陣とスタッフ陣を見守っていただけたらと思っております。これからがスタートだと思っていますので、今後共よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」

服部氏
「リリースされて10年経ってから『Dies irae』がCFをした裏事情など言えない話もたくさんあるのですが、言えない中にもCFをやろうと思ったところに皆様の支援があって、最初はこんなに集まるとは思っていなかったのですが、ここまでのことができました。これはおそらくアニメやゲームで過去にないことだと思います。そういった作品に選んで頂いたことに本当に感謝をしております。
これからも引き続き責任を持って皆様に報いることができるものを作っていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」

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公式サイト

(C)light/Dies irae ANIME PROJECT