聞き慣れない競馬用語に悪戦苦闘…「ゆずかアプセット ニコ生広報室」第4回レポート&冨岡美沙子さん、小澤亜李さんのコメントも

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「まんが4コマぱれっと」にて連載中の、高知けいばを題材にした描きおろし4コママンガ「ゆずかアプセット」を応援する番組「ゆずかアプセット ニコ生広報室」の第4回放送が、7月26日に配信された。本稿ではその模様をお伝えするとともに、パーソナリティを務める宮田柚香役の冨岡美沙子さん、長浜まや役の小澤亜李さんからのコメントを紹介する。
今回の放送から新しいスタジオでの収録となった本番組。これまでよりもさらに広くなったスタジオに2人も喜びを隠せない様子で、特に小澤さんは「どんなに騒いでも迷惑じゃない!」といきなりテンション高めでスタートする。

そんな自由な雰囲気の中で始まった最初のコーナー「出馬表テーマトーク」では、2人が「今食べたいもの」「食べ放題するなら」といったテーマで次々とトークを繰り広げていく。
冨岡さんが今食べたいものとして挙げたのはそうめん。テレビ番組の特集を見て、たくさんの味があることを知り興味を持ったとか。
また小澤さんは「うどん食べ放題に行きたい」とトークを展開。うどんが大好きという小澤さんは「いつか香川県に行きたい」と目標を語るが、その中で「(香川県へ行くのに)パスポート必要でしたっけ?」と発言し、冨岡さんと視聴者を驚かせる一幕もあった。

続いては高知県と高知けいばについて、クイズ形式で勉強していく「高地と競馬、まなびましょう」のコーナー。毎回難問の数々が登場しパーソナリティ2人の頭を悩ませる本コーナーだが、今回もやはり難しい問題が立て続けに登場した。

まずは「競馬用語で屋根って何を指す言葉?」といういきなりの難問。小澤さんは競馬場にある厩舎のことだと予想、一方の冨岡さんは「馬の上にあるところ」として「空」と答えるがどちらも不正解。正解は馬に乗る「騎手」なのだが、2人とも考えもしていなかった正解に驚いている様子だった。

第2問は「ハナ、アタマ、クビはどんなときに使われる?」という内容。これに対して小澤さんは「ゴールの順位」、冨岡さんは「1番になったとき」と回答する。どちらもゴールに着目したところまでは良かったが、正解は「ゴールに到達したときの差」であり、惜しくも2人とも不正解となった。

最後の問題は「カンパイはどんなときに使う?」と、やはり競馬の知識が薄い2人には難しい問題。今回は小澤さんが「散財したとき」、冨岡さんは「(馬券が当たって)めでたいとき」と正反対の回答を見せるが、正解は「正式にスタートできず、スタートをやり直すとき」とまったく違ったもので、今回は残念ながら全問不正解となってしまった。

続いて、世の中のいろいろなことを広報していく「なんでも広報します!」のコーナーでは、2人がさまざまなお題をあの手この手でプレゼンしていく。今回は布団とベッド、ハンバーグととんかつ、海とプールと、バラエティに富んだお題が登場していた。
例えば海とプールでは、冨岡さんが「海は海の家がいっぱいあって、いろんなものが食べられます!」とアピールすれば、小澤さんは「プールは日焼けしたくない人におすすめ」と力説。最後には冨岡さんが「実は川派なんです」とポツリと呟き笑いを誘いながらも、今回は2勝1敗で冨岡さんに軍配が上がった。

本放送最後の企画は、さまざまなレースで1着を目指す「アプセットダービー」だ。前回は卵の皮むきやネクタイを結ぶタイムアタックで競い合ったが、今回の挑戦は「目方で計量レース」。オス馬の理想が480キログラムであることにかけて、スタジオ内にあるもので480グラムになるよう考えるというものだ。
小澤さんは自身の背後にあった缶やペン、さらにはお菓子と多彩なアイテムを組み合わせてみるが、結果は330グラムと大きくかけ離れてしまう。
それを受けた冨岡さんは「まんが4コマぱれっと」の雑誌なども加えて重さを調節すると、410グラムというより近い結果を叩き出し、富岡さんの勝利となった。そんな富岡さんへのご褒美は高知名物の「アイスクリン」。懐かしい味に富岡さんも大興奮していた。

本放送終了後の会員限定放送では「○○のことを盛り上げるためにはどうしたらいいか」というお題に対して2人がエチュード形式で回答していく「私たちが盛り上げます!」が展開。
「冷房が強く、寒くてつらい私を盛り上げて」というお題では、寒がっている冨岡さんを小澤さんがさまざまなお節介で温めようと努力したと思えば、「コミケに並ぶ時の暑さが限界です」というお題に入ると小澤さんがへこたれている役をして、冨岡さんは「あと2時間で目当てのものが買えるよ!」と励ましたりと、多彩なアドリブを見せていた。

いつかは高知のロケへ行ってみたい!

第4回の放送終了後、冨岡美沙子さん、小澤亜李さんにお話を伺うことができたので、その内容も紹介。これまでの思い出を振り返ってもらうとともに、今後の目標なども話してもらった。

――これまで4回の放送を行ってきましたが、そもそもお二人は競馬の知識はあったのですか?

冨岡さん:知識はまったくない状態で、クイズコーナーはいつも苦労してます(笑)。

小澤さん:私も、確か一回くらいしか正解していないかも…。ひとつだけ、鐙(あぶみ)の使い方だけは分かったんですけど、今「鐙」と言われてもよく分からないかもしれないです(笑)。番組では初めて知ることばかりで、いつも驚いています。

――そんな状態で「ゆずかアプセット」の番組をやるとなったときは、どう思いましたか?

小澤さん:最初のいただいた説明で「一緒に1から学んでいく番組」と聞いたので、そこは安心していました。「よかった~!」って(笑)

冨岡さん:私も競馬のことはわからないですけど、舞台が出身地でもある高知県ということで、地元に関わるお仕事ができるのはとても嬉しかったですね。

――4回の放送を経て、競馬に対する見方は変わりましたか?

小澤さん:多少なりとも知識が付いてきたはずなので、ここであらためて競馬を見てみたいです! 専門用語も使って、ちょっと通ぶった見方ができるんじゃないかと思います(笑)。

冨岡さん:「パドック見に行く?」とか、使ってみたいですね(笑)。

小澤さん:あとはいつか、馬券も買ってみたいです。

冨岡さん:私も買ってみたいです! 馬券に関する用語も番組でしっかり勉強して、実際に競馬場へ行ってみたら面白そうですね。

――では、番組の中で特に印象的だったことはありますか?

小澤さん:会員限定放送でやっている「私たちが盛り上げます!」はいつも苦しんでいるので印象に残ってます…(笑)。逆に「なんでも広報します!」のコーナーは楽しいです。いろいろなものを即興でPRしていくんですけど、徐々に上手くなってきたかなと、自分の成長を感じられるのがいいですね。

冨岡さん:2人で対決する「アプセットダービー」も面白いです。高知にちなんだ食べ物がご褒美として用意されていて、私としては懐かしいものも多いんです。それを知ってもらえるのもすごく嬉しいです。

――今後番組を通して、挑戦してみたいことはありますか?

小澤さん:いつかは東京のスタジオを飛び出して、高知へロケに行きたいです。高知から生放送したり、訪れたときの映像を紹介したり、できることはたくさんあるかと思います。なにより私は高知に一度も行ったことがないので、ぜひ行ってみたいです。あとは高知けいばさんとコラボして、ナレーションをさせてほしいです。

冨岡さん:ナレーションは面白いかも! 私たちは柚香とまやの役ですけど、実際に演じる機会はまだ少ないので、ナレーションで役になってみたいです。

――それでは、ファンの皆さんへ向けてのメッセージをお願いします。

小澤さん:原作も放送も始まったばかりでまだまだこれからというところで、もっと盛り上げていきたいです。高知県の方はもちろん、他の県の方にもぜひ『ゆずかアプセット』のことを知ってもらいたいです。よろしくお願いします!

冨岡さん:まだまだ4回しか放送していませんが、たくさんの方に見てもらえて本当にうれしいです。高知県出身なので、高知に興味を持ってもらって、遊びに行ってくれると嬉しいです!

――ありがとうございました!
ニコニコ動画「ゆずかアプセットチャンネル」