『Infini-T Force』アニメフィルムフェスティバル東京2017でイベント開催。斉藤壮馬、安元洋貴が語るタツノコ作品の思い出

1.jpg

日本テレビほかにて放送中の『Infini-T Force(インフィニティ フォース)』について、「アニメフィルムフェスティバル東京2017」でイベントが開催された。
未放送回の第3話~6話の上映に加え、スペシャルゲストとして、本作でキャシャーン/東 鉄也役の斉藤壮馬さん、鈴木清崇監督、そして飛び入りゲストとして、ラジャ・カーン役の安元洋貴さんが登壇した。

―本作はタツノコプロ55周年記念作品です。皆さんは過去のタツノコプロ作品との思い出などお聞かせ下さい。

●斉藤:リアルタイムでは「ガッチャマン」「テッカマン」「ポリマー」「キャシャーン」にはそんなに触れる機会がありませんでした。高校生の時、「キャシャーン Sins」を見ていて、この作品がタツノコプロ作品でリアルタイムで見ていた初めての作品でした。そのため今回のキャシャーン役が決まった時は運命を感じました。

●安元:再放送で見ていましたね。「ガッチャマン」の再放送と父親と見ていたのですが、何で火の鳥になるの?科学忍法って何?と、父親を困らせていました(笑) 

●鈴木監督:私もリアルタイムでは見ていない世代でした。ちょうど「宇宙の騎士テッカマンブレード」を見ていて、本当に大好きで、今でもファンです!

―それぞれ演じられたキャラクターについてお聞かせ下さい。

●斉藤:僕が演じたキャシャーンは陰のあるキャラクターです。新造人間として自分のアイデンティがどこにあるのか。人なのか機械なのか、ヒーローとは何か、揺らぎがあります。あまり感情を表に出さないキャラなので、バランスが難しかったです。

●安元:ラジャ・カーンは人ならざる者、ただ私は悪役を演じたとは思っていません。彼が抱えるバックボーンをどこまで出してよいのか悩みながら演じました。

―本作の見どころを教えて下さい。

●斉藤:CGがとにかく凄いです!TVシリーズのクオリティはこんなレベルまで来ているだ!未来を感じていただけると思います。また日常生活のリアルな描写にも注目して欲しいです。そして、日本の伝統的な魂と新しいCGの融合した本作の、怒涛の展開、そして“無限の力”をぜひ見て下さい!

●安元:タツノコプロの作品は、いろんな世代が見ていると思います。過去の作品も、方法や技術が違うだけで、今の作品も、根底の部分、スピリッツは変わっていません。昔の作品を見てから、今の作品を観ると、面白いかもしれません。そういった意味で「Infini-T Force」はタツノコプロ55周年にふさわしい作品だと思います。

●鈴木監督:フルCGアニメに見慣れない人もいるかもしれません。ただ映像を見てもらい「お、何だこれ!」と引っかかってほしいといいうことを意識して作っています。アクションはもちろんですが、キャラクターのリアルな芝居、感情表現、ドラマにも力を入れています。そのあたりも、ぜひお楽しみ下さい。

2.jpg

放送情報

毎週火曜25:59~日本テレビほかにて放送中
読売テレビ:毎週月曜深夜
福岡放送:毎週火曜26:29~
札幌テレビ放送:毎週水曜25:34~
広島テレビ放送:毎週水曜25:59~(第2話は26:29~予定)
中京テレビ:2017年10月13日(金)25:53~
ミヤギテレビ:毎週金曜25:59~
静岡第一テレビ:毎週土曜26:20~

※放送時間は都合により変更になる可能性があります。

公式サイト

(c)タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会