『sin 七つの大罪』魔王の魅力を丸裸に!? 傲慢の魔王ルシファー役・喜多村英梨のインタビューが公開

4月より放送開始予定のTVアニメ『sin 七つの大罪』について、傲慢の魔王ルシファー役を務める喜多村英梨さんへのインタビューが到着した。

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――ルシファーの第一印象を教えてください。

「魔王」という言葉の響き自体が禍々しくて強くて、ミステリアスな力があると思うんですよ。その中でルシファーは傲慢という欲深さをポジションとして持っていたり、堕天使の要素もあって、プロフィール上の印象では「とても恐ろしい」わけです。ところがキャラクターのビジュアルを見ると、天使の印象がかなり残っているんですね。
 堕天使だけに、天使というのもアイデンティティーなのかなと思いつつ、魔王の中では一番「綺麗」な印象を受けました。凛として強い女性という内面も伺えるんですけど、何よりも「美」を象徴しているデザインだなと思うんです。バランスもいいですしね。
 おっぱいのステータスはもっと強い人がたくさんいますけど(笑)、私の中では黄金比だなと思うんですよ。綺麗なところとかっこいいところ、それに少しキュートなところ。肩のパフスリーブのデザインなんかは姫っぽくて、そういうクラシカルさにダークさも融合されていて、バランス的に一番好きなんです。

 最初にこのお話をいただいた時に、原作サイトで邪神像を見て、一番惹かれたのはルシファーでした。作品の中身を知っていくと、アスタロトもかわいいなとか、報われないベリアル様も好きだなとか色々出てくるんですけど、作品を知った時の印象としてはルシファーが一番タイプでしたね。
 元々私、Niθさんのキャラデザがすごい好きなんですけど、サイトにピンク髪バージョンのルシファーの描きおろしイラストがあったんですよ。それもかわいいなと思っていて、アニメでもいつかそうなるのかなと期待してたりします。

 アニメでは終始、傲慢な無敵さで描いていただいたので、私としては憧れの女性になりました。「お姉様」って好かれたり、誰かを率いていくところには、ルシファーの名に相応しいような気高さ、強さを感じましたね。原作だと、もう少しポンコツな面もあるんですけど、アニメはレヴィアタンがポンコツを一身に担っていたりするので、ルシファーのポンコツ面も、もう少し演じてみたいという希望はありますね。
 7話に「座薬プレイ」があるんですけど、そこだけは“ポンコツかわいい”るしーが一瞬だけ出てきたので、もっと観てみたかったなとは思います。

――アニメ放送に先行して、ネットでは「『七つの大罪』罪の告白 電脳グリモワール!」を配信中です。原作サイトの「罪の告白」のノリそのままの、魔王たちのやりとりを面白おかしく描いた作品ですが、こちらはいかがでしたか?

オーディションを受けさせていただいた時は、ルシファーがサタンと戦っているという、わりと真面目な戦闘シーンのセリフだったんです。その状態から、アニメより先に「電脳グリモワール」の収録をしたので、「キャラデザからは印象が違う、残念キャラだな。オーディションの時のあれはなんだったんだろう?」くらいに感じました(笑)。どちらも本当のるしーなんでしょうけど、違うキャラかと思うくらいなので、私もるしーのキャラの引き出しをがっつり変える感じのお芝居にしました。

 デレ度が少ない、かっこいいルシファーが観られるのがアニメで、原作で慣れ親しんだるしーを求めるなら「電脳グリモワール」なのかなと思いますね。

――地上界の愚民共に、最優先での番組視聴をお命じください。

「この愚民共が! お前らのために、このあたしが一肌も二肌も脱いでやってるんだから、絶対観なさいよ!」ルシファーだと、こんな感じですよね?(笑)

――実際、一肌も二肌も脱いでますからね(笑)。

なんだかんだで色々脱いで、戦ったりやられたり、座薬入れられたりとかしてますから(笑)。よろしくお願いします!

第一の罪 傲慢

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ルシファー cv.喜多村英梨
「傲慢」の罪を司る魔王。
神に逆らったために『傲慢』の罪で天界を追放されてしまった堕天使。やたらと上から目線で人を人とも思わぬ態度をとる。が、実は曲がったことが大嫌いな熱血漢。生真面目で一生懸命な面もある。黙っていれば可愛い世間知らずの金髪お嬢様タイプ。

放送情報

4月14日(金)よりTOKYO MXほかにて放送開始!
TOKYO MX:毎週金曜日25:05~
BS11:毎週月曜日 24:30~
AT-X:毎週金曜日 24:00~(リピート放送あり)

公式サイト

(C)HOBBY JAPAN・Niθ/「sin 七つの大罪」パートナーズ