『フェリシーと夢のトウシューズ』日本語吹替え版に世界的バレエダンサー・熊川哲也が出演

1.jpg

8 月 12 日(土)より全国公開となる映画『フェリシーと夢のトウシューズ』の日本語吹替え版に、世界的バレエダンサー熊川哲也さんが出演する。
熊川さんが演じるのは、土屋太鳳さんが声優を務める主人公フェリシーの情熱と可能性を見い出し、厳しくも見守り続けるパリ・オペラ座 バレエ学校のカリスマ指導者メラントゥだ。

熊川さんは「(今回のオファーについて)声優は経験したことがなかったので興味はありましたけれど、僕のすべてであるバレエという題材と、僕自身も沢山の生徒を教えていますので、フェリシーのバレエへのひたむきな情熱や、夢や希望へ向かっていく姿が心に染みました。いちばん驚いたのがダンサーの動き。作品のクオリティの高さは感じましたが、デフォルメをしつつ、非常にしっかりしていながらも可愛らしい動きに驚きました。」とコメントを寄せる。

演じる役柄について、自身も指導者という立場から「(指導者は)根底に愛がなくてはいけないと思う。バレエに対する愛はもちろん、人間愛が必要だと思います。子供たちは敏感なので嘘をつけないし、バレエの厳しさや現実を教えるのは、自分自身も苦悩している場面があり、同じような経験をしています。この映画は、そんな中でも奮闘するフェリシーがとても可愛らしく、ほっこりして癒されました。子供だけではなく、教育に携わる人、芸術家、子供をもつ親、すべての大人たちが共感できるシーンがあると思います。」と熱い思いを語った。

STORY

19世紀末のフランス、ブルターニュ地方の施設で暮らすフェリシーは、バレリーナになることを夢見る、踊ることが大好きな少女。ある日、偉大な発明家を志している親友のヴィクターに誘われ、エッフェル塔が建設中の憧れの街パリを目指して施設を抜け出すことに…。やっとの想いで辿り着いたパリで、フェリシーはヴィクターとはぐれてしまうが、偶然にも夢にまでみたオペラ座を見つける。

そこには、美しく踊るエトワールの姿があった…。元バレリーナで、今はオペラ座の掃除婦のオデットとの出逢い、お金持ちの一人娘カミーユや数々のライバルたちの熾烈な競争。まだ、バレエを習ったことさえないフェリシーは、情熱と勇気だけを胸に、夢の舞台に立つことができるのか…!?

公式サイト

(C) 2016 MITICO - GAUMONT - M6 FILMS - PCF BALLERINA LE FILM INC.