本日 2017 年 9 月 14 日(木)より Zepp ブルーシアター六本木にて、超!脱獄歌劇「ナンバカ」が開幕した。今回、公演に先立って行った公開ゲネプロの模様と、キャストおよび脚本・演出家からのコメントが到着したので紹介しよう。
目次
初日コメント
ジューゴ役 赤澤 燈さん
この作品は本当に何といっても疾走感がある、バカが走りっぱなしで2時間という作品なんですけれども、作品だけでなく、キャストも良いバカ揃いで稽古場からずっと明るい雰囲気のいい現場でした。
なのでその雰囲気だとか、キャスト一人ひとりの個性だとかがこの舞台に入って、一体感のある形で皆様にお届けできればなと思っております。
ウノ役 北園 涼さん
この「ナンゲキ」の稽古を 1 ヶ月ちょっとやって、さらにこの 13 舎 13 房の仲間たちとは撮影でも会っているので、初めて会ったのはもう2,3か月前になるんですけれども、原作を読んでこのキャストたちと触れ合っていくうちに、舞台上以外のところでも「ナンバカ」っぽい、13 舎っぽい感じが出てきたりしてそれがまた楽しいです。
13 舎以外の人たちも、日頃からバカ言ってる感じとかが「ナンバカ」の雰囲気で、皆で真面目にバカやってるので、それをお客様に見ていただいた時のリアクションが楽しみですね。
ロック役 汐崎アイルさん
昨日、場当たりをしていまして、いつもは皆を燈とか、涼、純平って呼んでるんですが、衣裳を付けて芝居をした後の空いた時間に話しかけるときに、ふとジューゴって呼んだり、ウノとか、ニコって呼んだりというような、本当にアニメや原作からの関係性、13 舎の空気が出来ております。
他のキャストさんたちもすごく楽しくやってくれていて、僕らも触発されて、お互いの歌を口ずさむようなこともよくあります。劇場に入って、今すごく皆のボルテージが上がっていますので、本日の初日から最後まで皆で楽しんで駆け抜けたいと思います。
ニコ役 安川純平さん
今回の「ナンバカ」という作品は、漫画があってアニメがあって舞台があるので、舞台でしか見せられない、漫画には描かれていないような部分も楽しんでもらえたら良いな、と思っています。良いバカ代表として、本気で最後までバカをやっていきたいと思います。
双六 一役 郷本直也さん
この作品を本当に元々すごく好きで、この役をやらせていただく事になって嬉しく思っています。燈も言っていた通り、すごく疾走感があって、最初から最後まで 2 時間くらい、お客様も観ていて飽きずにダーっと過ぎていくんじゃないかな、という作品になっています。
かなり面白いので、僕としては毎回毎回の公演を楽しみたい気持ちでいっぱいです!…ですが、カラコンをどうしても自分で目に入れられなくてメイクさんに入れてもらっていることだけが心配なので、何とか 24 日までに入れられるように克服したいと思います(笑)。
脚本・演出 川尻恵太さん
何度もキャストから疾走感という話が出ましたけれど、今回の脚本は、一番最初に普段の分量の 1.5 倍の長さのものを書きました。それを稽古してやってみたらいつもより短くなりまして、ということは、単純に考えると普通の芝居の 1.5 倍の疾走感です。ただ、何回も何回もやって、確認して、意味もちゃんと伝わる、だけど疾走感もあって、時間が経つのを忘れる舞台になったと思います。というのも歌、踊り、そして殺陣、映像とか客席を使ったパフォーマンスが目まぐるしく入っていて、装置もガンガン動きますし、本当に全員の総力戦で作った幕の内弁当みたいな、なんでも入りの面白い作品になっています。
刑務所の設定なんですが本当にカラフルで、こんな刑務所なら遊びに行きたくなる舞台になっていると思うので、楽しんでいただければと思います。