『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』秋公演が開幕。千秋楽のライブ配信も決定

本日より、「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-」の秋公演が、Zeppブルーシアター六本木にて幕を開けた。

スクリーンと階段を中心に構成されたステージは、時にカルデアとなり、時に嵐の砂漠となり、時に堅牢な白亜の城の立つ聖都となっている。投射される映像の数々は、より美しくリッチになった。

そしてその前で演じられる芝居も大きくパワーアップ。登場人物たちが見せるダンスや歌、アクションに関してもより見ごたえのあるものに変化をしている。約3時間の上演時間、次々と訪れる見どころの数々は、観るものを決して飽きさせない。
大きく成長を遂げた本作。さらにこの千秋楽のライブ配信も決定。この機会にまだ見ていない人はチェックしてみよう。

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囲み取材レポート

■お名前と意気込みをお願いします。

佐奈 「べディヴィエール役佐奈宏紀です。夏とはまた違った作品が秋には観せられたらと思います。」

ナナヲ 「マシュ・キリエライト役のナナヲアカリです。(キャストの)皆はもちろんのこと、私もきっと進化した舞台をお届けできるんじゃないかと思っています。」

高橋 「アルトリア・ペンドラゴン役の高橋ユウです。夏公演を経て、今回はまた新しい舞台になっていると思います。私は普段、笑顔をチャームポイントにしているんですが、今回はそれを完全封印して、がんばっているのでそちらもぜひ観てください。」

小野 「ランスロット役小野健斗です。円卓の騎士として悔いのないようにいきたいと思います。」

本田「オジマンディアス役本田礼生です。待ちに待った公演、たまっていた想いをぶつけて素晴らしい公演にしたいと思います」

井出 「Dr.ロマン役井出卓也です。本田さんが稽古に参加できないときに僕がオジマンディアスの代役をしていたのですが、そこで新しい視点を得たので、その培ったところを、ロマンでも生かしていきたいと思います(笑)。秋公演は新しいロマンをお見せできたらなと思います。」

夏公演を経ての秋公演。今回課題にされているところなどあれば教えてください。

佐奈 「演出の福山桜子さんとも話していたのですが、『いかにドラマを生み出すか』ということを重視しています。そのシーン、シーンで必要なドラマや役割をしっかり明確に表現してお客さまに届けようと意識してやってきましたので、秋公演ではそれをしっかり表現したいと思います。」

ナナヲ 「佐奈君も言っていたドラマを起こすためにカルデアチームとして必要なのが、『べディヴィエールとの絆の積み重ね』ということにフォーカスをおいて秋公演はがんばっていきたいと思います。きっとその積み重ねは観ていただけると思いますので注目していただきたいと思います。」

高橋 「アーサー王と獅子王、それぞれのアルトリアの違いをより大きく見せるのが課題だなと思って稽古に励んでいました。獅子王はより王の威厳や恐ろしさを出せるよう意識してやっていました。アーサー王の方はべディヴィエールとのつながりだったり、彼が追いかけ続けた強いアーサー王でいようと思っていますのでそちらを見ていただければと思います。」

小野 「円卓の騎士としての殺伐とした感じや緊張感がパワーアップして出せればいいと思っています。王にさえいつ殺されるかわからない、その緊張感を表現できればいいなと考えています。」

本田 「オジマンディアスは『いかにファラオとしているか』というところ、いかに自由に、いかに皆が土下座をしたくなるような人物でいるかとところを意識したいです。獅子王とはまた違った王の形を表現したいと思います。」

井出 「(カルデアチームが行く先々で)毎回円卓が出てくるという。一人くらい見逃してくれてもいいんじゃないかと思いますが(笑)でもその一人ひとりの円卓との戦いがあってのラストバトルと、ロマンとしてのべディヴィエールへの気持ちだったり大きさなどを観ていただけたら、と思います。」

稽古場でのエピソードなどお聞かせください。

井出 「オジマンディアスがいっぱいいた、ということですかね」
高橋 「そうなんですよ」
井出 「トリスタン役の菊田大輔くんや、アーラシュ役の西川俊介くんとか、いろんな人がやってたんです。稽古中に
は『本田よりいいんじゃないか』と評判がたったり。」
本田 「やめなさい(笑)」
小野 「自由だったね」
高橋 「皆でセリフも覚えてて本気で挑むようになっていて。すごく面白かったです。」
佐奈 「井出さんなんか振付も覚えてて」
ナナヲ 「覚えてた(笑)」
本田 「僕が練習していると井出さんが一緒にいますからね。『あなたはやらなくていいんですよ』って」
井出 「そんな感じの自由な稽古場で。健斗もいろいろ試してたね」
小野 「試しました。いろいろ試して……まあ結果的にはやらないんですけど(笑)」
佐奈 「やらないんだ」
高橋 「あとは休憩時間に、フリースタイルのラップの時間が設けられていて。毎日。」
佐奈 「対決して。」
井出 「遊んでたわけじゃないです。稽古はちゃんとやって、遊ぶ時は遊んでいましたね」
高橋 「いろんな人がそのラップバトルにチャレンジして。稽古場全体が盛り上がるっていうのはありましたね。」
佐奈 「見たことないよ、そんな現場。」
高橋 「でもすごい楽しかった」

ファンへのメッセージをお願いします。

井出 「アニメやゲーム原作の舞台は多く、『2.5次元』というジャンルで語られることも多いのですが、僕らはあくまでこの世界を行き、原作でも描かれていない部分も演じることで、3次元の一人の人間として生きています。切り取った絵というよりも生き様を実感していただいて、いろんな視野から一人の人間を観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。」

本田 「3次元になったときに初めて見えることが、この舞台では丁寧に描かれていると思います。原作でも描かれていないけれど、オジマンディアスとしてふるまっているところなど。そういう部分、キャスト一人ひとり、深めていっていますのでぜひ観ていただければと思います。」

小野 「これだけ長い時間一緒にいますので、チームワークも上がってきていますし、まあ……できるっしょ、みんな(笑)。ちなみに、僕は『2次元から飛び出してきた男』だと、自分では信じています(笑) よろしくお願いします」

高橋 「今回は円卓がめちゃめちゃパワーアップしていて、獅子王としても誇りに思える騎士たちになっています。そこを本当に注目していただきたいです。TVアニメ「Fate/Apocrypha」があったり、Fateが盛り上がっているときに舞台をやれること、本当にうれしく思っていますので、たくさんの人に観ていただいてFateの世界観を楽しんでいただければと思っています。」

ナナヲ 「Fateシリーズに関しては中学のころから本当に好きだったので、自分がそのシリーズのキャラクターになっていることが未だに信じられないんですが、Fateの好きな人ももちろん楽しめる作りになっていると思います。一方で私たちは私たちとして舞台上で生きている、一人の人間として生きているそのストーリー自体も感じてもらえればきっとFateをあまり知らない人でも、絶対に絶対に楽しんでいただけると思います。」

佐奈 「ひとつひとつのシーンが本当に大切で、無駄なシーンや無駄なキャストはひとつもなく、一個一個が本当に大事で最後につながっています。見どころを強いて言うならみんなの顔です。リアルにその場を生きている顔になっているんです。村の民もアンサンブルも、皆その場で必死に生きている表情がリアルというか、もう本気なんです。その部分を生で観て、透き通った心で感じてほしいです。」

――――ありがとうございました。

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千秋楽公演、Gyao!にてライブ配信決定

◆LIVE配信
日時:10月8日(日)12:00公演(女性マスターの回)
17:00公演(男性マスターの回)
販売金額:1公演のみ(12:00の回or17:00の回を選択) 3,000円(税込)
2公演セット 5,000円(税込)

◆アンコール配信 
日時:10月12日(木)午後~10月15日(日)23:59
販売金額:3,000円 (税込)
※LIVE配信をご購入いただいた方は無料でご覧いただけます。
視聴期間:購入から5日間

■GYAO!特設サイト「ニゴステ(2.5次元ステージ)」
https://gyao.yahoo.co.jp/special/25stage/

公式サイト

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