『魔法少女リリカルなのは Reflection』初日舞台挨拶に田村ゆかり、水樹奈々、植田佳奈ら総勢10名が登壇。ヴォルケンリッター役の4人は浴衣姿を披露

1.jpg

『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』以来5年ぶりとなる、劇場版第3作目『魔法少女リリカルなのはReflection』が7月22日より全国で上映開始。公開初日には、東京・新宿ピカデリーにて3回にわたって初日舞台挨拶が行なわれた。
新宿ピカデリー3回目の舞台挨拶は、15:30の回の上映前に開催。会場には550名のファンが集まった他、全国70館でライブビューイングも行われた。

まずは、アニメファンにはおなじみの人気MC鷲崎健さんが登場し、続いて総勢10名のキャストが次々に登壇。高町なのは役/田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役/水樹奈々さん、八神はやて役/植田佳奈さん、アミティエ・フローリアン役/戸松遥さん、キリエ・フローリアン役/佐藤聡美さん、イリス役/日笠陽子さん、シグナム役/清水香里さん、ヴィータ役/真田アサミさん、シャマル役/柚木涼香さん、ザフィーラ役/一条和矢さんという超豪華な顔ぶれに、会場からは大きな拍手が鳴り響く。はやて役の植田さんと、はやての守護騎士「ヴォルケンリッター」役の4人は涼しげな浴衣姿で登場。「八神ファミリー」の絆の深さを感じさせた。

登壇者全員が挨拶を終えた後は、テーマに沿ってのトークパート。「公開初日を迎えた今の気持ちは?」という質問に、田村さんは「こんなにたくさんのお客様に来て頂いて、本当に『リリカルなのは』が何年経っても愛されているんだな、と実感しています」とファンへの感謝を語った。

上映前のためネタバレをしないで「作品の見どころ」を答えるという難しい状況も、水樹さんは「この3人(田村さん、水樹さん、植田さん)が二役を演じるシーン」と、すでに発表済みの情報を生かした回答で上手くクリア。植田さんも「なのはがすごくカッコ良いんですよ。みんなもあるシーンを観たら、『なのは、マジ主役!』と思うはず」と、これから本編を観るファンの期待を大いに高めていた。

アニメでは初登場のフローリアン姉妹を演じた戸松さん、佐藤さんと、オリジナルキャラのイリスを演じた日笠さんは、歴史ある作品に参加できたことや、錚々たる顔ぶれの先輩キャストたちと共演できたことへの喜びを熱弁。さらに、天然、ツッコミ、ボケというそれぞれの個性も発揮し、会場を大いに湧かせていた。
会場を沸かせていたのは、「ヴォルケンリッター」の4人も同じ。清水さんのボケに、真田さんが困惑したり、柚木さんの暴走を一条さんがストップしたりする場面もあった。

爆笑の連続となったトークパートの後は、マスコミ向けのフォトセッションとムービー撮影。ムービーには、会場のお客さんも声で参加。その際、田村さんが『魔法少女リリカルなのはReflection』という台詞を可愛く噛んでしまうハプニングもあり、お客さんも大喜びだった。

2.jpg

舞台挨拶の最後は、キャスト陣全員から来場者へのメッセージ。誰もが作品やファンへの熱い思いを語っていた。レポートの締めくくりとして、ここでは田村さん、水樹さん、植田さんの言葉を紹介しよう。

植田「今日、こうやって皆さんと同じ時間を過ごせたことがとても嬉しかったです。この映画で初めて『なのは』に触れるという方にも、ずっと『なのは』を応援してくださった方にも『Reflection』を楽しんで頂きたいです。そして、後編も楽しみにしていてください」

水樹「『なのは』無印から13年。長い時間、たくさんの皆さんに愛して頂ける作品に携われていることが、本当に幸せです。スタッフ、キャストが一丸となって最高の愛をぶつけて作った作品なので、皆さんもぜひ、全力の愛で受けとめて下さい」

田村「長い間続いているこのシリーズがこんなにもたくさんの人に愛されていることは本当にすごいなと思います。私自身、高町なのは役を演じさせて頂く事ができて、とても感謝しています。『Reflection』も楽しんでいってください」

「魔法少女リリカルなのは Reflection」は現在全国73館で上映中。本作は前編となり、後編となる「魔法少女リリカルなのは Detonation」は2018年に公開されることが決定している。

3.jpg
公式サイト

(C)NANOHA Reflection PROJECT