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TVアニメ『ガーリッシュ ナンバー』千本木彩花、本渡楓、石川由依らキャスト6人による最終回アフレコ直後座談会が到着

 
コメディ (ユマ) 2016/12/22 19:07
 
本日12月22日(木)深夜2:38にTBSにて最終話TVアニメ『ガーリッシュ ナンバー』最終話のアフレコ終了直後に、烏丸千歳役の千本木彩花さん、久我山八重 役の本渡楓さん、片倉 京 役の石川由依さん、苑生百花 役の鈴木絵理さん、柴崎万葉 役の大西沙織さん、桜ヶ丘七海 役の佐藤亜美菜さんのメインキャスト6人による座談会が行われた。
緊張感から解放され、心地よい興奮と余韻も残る中、キャスト陣がいろいろな質問に答えているのでぜひ読み進めてほしい。

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――――最終話の収録を終えた率直な感想をお願いします。

千本木:始まる前は不安でしたが、完走できて良かったです。最後まで千歳は千歳だったなぁと思いながらも、成長が見られたので嬉しかったです。「この子に明るい未来はないです」と渡先生から聞いていたので、クズのままなのかなと思っていましたが、最後に救いがあったというか。あとは、そうですね……悟浄くんのこと好きすぎだぞ!って思いました(笑)。

本渡:振り返ると、それぞれのキャラクターに焦点を当てたエピソードがあったからか、この子たちはクズとはまた違うのかな、ただ意志が強いだけなのかなって思いました。ちーちゃんもクズっちゃクズだけど、大胆で自我が強いだけというか。最終的にはみんなそれぞれ愛せる子になったと思うので、良かったです。あと、2期があったらいいなって思います!

石川:キャスト発表から結構時間は経ったんですけど、私は終わった感じがしないというか……。話的にも千歳たちが今後どうなるんだろうっていうのが気になるし、もっと先の話を演じたいなっていう気持ちです。

鈴木:1話の時に百花を演じるのが難しいと思って、3話くらいまで監督や渡先生に、百花がどういう子なのかしつこく聞いたり、色んな面がある役に悩んでいたんです。だけど、しっくり来てからは本当にあっという間でした。最終回を終えてすごく思うのは、みんな演じる役にどこか似ている部分があるなと思います(笑) 

私の中に百花は今もいるので、終わった気がしないし、終わらせたくないし、まだまだ続いてほしいなって正直思いますね。

大西:オリジナル作品だったので、私自身も最後がとても気になって、どうやって終わるのか千本木ちゃんと予想したりしてました(笑)。最終的に、千歳はクズのまま上手くいかず、声優を辞めてしまうとか、悲惨な結末を想像していたんですけど(笑)。クズなのは相変わらずだけど少しずつ成長していく兆しが見えて終わったので、『ガーリッシュ ナンバー』らしいというか、いい最終回だったなぁと思いました。

佐藤:私は後半からの出演だったのですが、1話を見たとき、とんでもない作品だなと思いました(笑)この中に性格が良い七海が入ってうまくやっていけるのか?とか、性格があまりにも良すぎる子を演じて、見てる人にイヤな子と思われたらどうしようっていう不安もありました。

でも七海ちゃんの大天使な性格が最終回まで保たれていたので、真に良い子というのは、みんなに愛されていくんだと実感しました(笑)
実は、出てきてすぐに七海は出番がなくなっちゃったらどうしようって思っていたんです。でも、みんなと一緒に走ることができて良かったです。

――――佐藤さん自身はアフレコ現場に溶け込めました?

佐藤:スタッフさんも優しいし、キャストの皆さんも優しいし、お若くて、非常にかわいくて……。七海からも皆さんからもエネルギーをもらって頑張れました!

――――全12話のアフレコで、思い出に残っていることというと?

鈴木:本渡ちゃんが、果敢に面白いアドリブを入れてやろうという姿がすごくて、尊敬に値します。本渡ちゃんの作品を面白くしたいという精神があったからこそ、八重のユニークなアドリブが沢山あったんだと思います。口が動いていないのに「アロハ~」とか。そこしゃべっちゃうの!?ってアフレコ時に思って放送を見たら、口がちゃんと動いてて(笑)!

本渡:アドリブをぶっ込んでみても、周りのスタッフさんが「使いましょう」と言ってくださるんです。すごくありがたい現場でした……。

大西:私、6話で万葉が酔っ払ってグラスを机にバンッて置いたときに「ぴぃい」って言ったカットが、可愛くてすごく好き。

本渡:口を縦に開いてましたね(笑)。

石川:アドリブではないですけど、千歳の無邪気なお歌は、ぽんちゃん(千本木)がうまいことリズムに乗せて歌ってて面白かったです。

――――即興で歌を作ってるんですか?

千本木:歌詞は台本に書いてあるんですよ! そこに「~~♪」と書いてあるので、メロディを付けてるんです。


――――それも難しそうですけど。

千本木:いえ、文字があるので。あとはもう即興で歌っちゃえば……(笑)。

本渡:文章だけ見るとひどいことを言っているセリフなのに、メロディーに乗せると歌と声のおかげですごく可愛く聴こえるんですよね。それってすごいなと。

石川:しかも何曲もね(笑)

――――酔ってるシーンも多かったですね。

大西:ゆいっしーさん(石川)もそうだと思うんですが、方言になると、まず方言が正しいのかが気になっちゃうんですよ。

石川:わかる(ボソッ)

大西:わかります!?

大西:だから不安が大きかったんですが、オンエアを見た方に、酔っているところとのギャップがあって可愛かったとか、面白かったって言ってもらって、その時初めて万葉のあれは可愛いんだって気づくという(笑)。やってるときは必死でした。

――――可愛かったですよ。最後もごじゃっペ推しで。

千本木:百花もごじゃっペ推しですね。

鈴木:そう。いじれるから(笑)。

大西:“ごじゃっぺ”は茨城の方言で、実は万葉の出身地とは違うんです。でも渡先生が語感を気に入ったみたいで万葉の台詞に反映されたらしいです。


千本木:万葉は上京する時に、一旦茨城に行って、それから東京に来たんじゃない?

大西:茨城でごじゃっペだけ吸収してね(笑)。

――――大西さんの方言、可愛かったですよね?
一同:可愛かった~。

大西:無理やり言わせてるじゃないですか!(笑)

鈴木:酔っ払ってるのがすごくリアルで。大西ちゃんお酒飲めないのに!

大西:まったく飲めませんけど、想像で頑張りました。

――――佐藤さんは、収録の思い出は?

佐藤:私、予告の掛け合いがすごく好きで。短い時間なのにすごい密度で内容もあって。私も一度参加させていただいたんですけど、こんなに面白い予告があるのかと思いながら、毎回見ていました。

――――八重がすごく黒いんですよね。

本渡:「ちーちゃんは……へへっ」

千本木:私が一番ツラいときにその予告を録っていたので、こいつ(八重)とはもう絶交だって思ってましたね。

大西:最終回の八重と千歳のやり取りで、「本当の友達なので」ってフォローが音響監督さんから入ってました(笑)。

――――八重は、千歳のことを友達と思っているんですよね?

本渡:八重は友達だと思ってるんですよ!

千本木:まだ信じてないですけどね、真っ黒ですよ。

本渡:でも確かにあの会話はひどいね。

石川:尺の関係でカットされましたが、実は京もあの予告の会話の続きで「ははは、はははは。そうやね」みたいな感じで、最初はもうちょっと長く録ってるんですよ(笑)。

千本木:そのとき、私だけが千歳の味方だと思いながら2人の会話を聞いてました。

本渡:最終回の手前あたりで、みんなでちーちゃんに対する気持ちを言うシーンはすごく好きです。八重自身も、いつもより勇気を出していて。だから、みんな千歳のこと好きなんだけどなぁ。

石川:最後、千歳が素直に「八重、ありがとね」って言ってて、千歳もやっと素直になれたか…って思った(笑)。

――――それぞれの人間関係が楽しいストーリーでもありましたが、このコンビが好きだという組み合わせを挙げていただけますか?

鈴木:私は千歳と悟浄くんですね。ちょっとあの兄妹は仲良すぎですよね?

千本木:演じていて気づいたのは、千歳は悟浄くんの為に声優をやってるんだなってことです。悟浄くんがいるから頑張るし、最終回も『早くしろ、殺すぞ』ってLINEが来て走り出すところとか。

――――他のコンビはどうでしょうか?
千本木:十和田さんと九頭Pの関係も意外と好きです。十和田さんも最後「九頭さんが成長してないだけです」って言えるようになって、駄目な上司とそれに振り回される部下だったけど、新しい関係性になったのかなって。

本渡:私は、百花マネと万葉マネが悪態をつくシーンがすごく好きですね。

大西:私は、九頭さんと千歳かな。本当に似た者同士っていうとアレですけど。

千本木:私と中井和哉さんは誕生日も1日違いで同じ射手座。同じA型で同じようなキャラクターをやってるので、共通点が多いですねって話はしていました。

大西:千歳と九頭さんは最後まで似てたね。

千本木:九頭さんも最終回に「ぴゃあ!」って、ついに言いましたから(笑)

――――悟浄君と京とかはどうですか? 元同期で今は声優とマネージャーという関係でしたが。
石川:アニメの中では特に2人の関係性に触れていないので、昔からの馴染み感が出せたらなぁと思いながら演じました。あのワンシーンだけでわかってもらう雰囲気を出せればと思っていたんですけど、渡さんも、その感じが出ていたとおっしゃってくださったので、良かったです。

――――あと百花と万葉は最後、仲が良すぎでしたね。
鈴木:山形から帰るときに、百花と万葉がお互いに目を見て「へへへ」って。そこから超仲がいいですね。仕事のやり方が違うだけで、境遇は似てるので、仲良くなるまでは元々あと一歩だったんだなって。

大西:山形でお互いに関係が改善されたね。最初からいがみ合ってるセリフは多かったけど、私の気持ち的には、百花が嫌いだとは思ってなかったですし、良きビジネスパートナーって思っていたので、それが8話の後にプライベートでも心が通じたのかなって感じですね。

鈴木:1話の「曲振りやってよね」ってキツめに百花は万葉に言ったけど、それを言えるのは万葉だけだし、やっぱり信頼できてたんだなって思いました。

大西:良いパートナーです。

――――最終話の収録では、アフレコブースの中で凄い一体感があったと思うんですが、このメンバーで実際に1クール演じてみて、いかがでしたか?

千本木:5人で色々な経験をさせてもらったし、年齢が近いというのもあってすごく楽しかったです。沢山、話もしました。日常の事も、演技についての話もしたし、曲もいっぱい歌わせてもらったし。

本渡:でも、これから毎週会えるわけじゃないと思うと寂しいです…。

――――楽曲についての話が出ましたけど、おすすめの曲はあります?
本渡:私は沖縄の回(6話)で流れた「いただき☆ハイテンション」が一番好きです。

千本木:曲の最初は千歳から始まるんですが、オンエアで流れたのを聴いて、千歳が調子乗ってるー!!!って思いました(笑)。でも千歳の後が八重のパートで良かったです。同じテンションで歌っていたから(笑)

本渡:八重もぶりぶりしてたね(笑)

千本木:千歳だけがあのテンションだったら恥ずかしいなと。レコーディングでも最初は普通の歌い方で録ったんですがスタッフの方からもうちょっと調子乗ってる方がいいですね!とディレクションがあり、最初から録り直したのが、あれです。

大西:キャラソンの歌詞は、渡先生も監修して下さっているらしくて、どのパートを誰が歌うって指定されてる曲もあるそうなんですが、6話では映像と歌詞がリンクしてるんです。万葉は最初本を読んでいるんですが、〈おいで 遊ぼう〉って歌詞のところで京に引っ張られてて。そういうところも計算しているのかなと思うと、すごいなと。

千本木:曲に命かけてる感が物凄いですよね。あと、七海のソロ曲は、フルで聴いてみたいです。千歳は七海のソロ曲が発表される場面で絶望するんですが、個人的には可愛い曲だなって思っていました。

佐藤:七海のソロ曲の「SSS」は「とにかく可愛く」というオーダーをいただいたので、入れられるだけの七海ちゃんの可愛さを突っ込んだ曲になりました。

大西:曲を録る前に、キャラのイメージを決める為にスタジオに来てたよね?

佐藤:はい。アフレコよりも前に曲を録らなくてはいけなかったので、歌う前にキャラクターの演技の方向性を決めようということで、わざわざ場を設けてくださって。実際に台本を読んで、歌はこういう方向性の声でって事前に言っていただいたので、とてもやりやすい環境を作っていただけました。

石川:あと、最終話で流れる「明日への途中で」は、ガーリッシュ ナンバーのすべて表した歌詞を書いてくださったということで、凄くいい歌になりました。

千本木:私も「明日への途中で」は本当に良い曲だなって思いました。でも、千歳的には丁度、苦しい心情の時期だったので、そのタイミングでこの曲を歌うのが千歳の気持ちが重なって結構辛かった思い出があります。

――――先の展開も知らなかったですしね。
千本木:最終回でこうなるって知っていたら、最後は明るい結末になるし大丈夫って思いながら歌えたんですけどね(笑)

大西:千歳だけだもんね、後半に進むにつれて沈んでいくの。
みんな解決して進んでいっているのに一人だけ沈んでいくから、見ていてかわいそうでした。ただ、千本木ちゃんが言ったみたいに、「明日への途中で」は明るい曲なので、「ガーリッシュ ナンバー」の物語は終わっても、彼女たちがこれからどう成長していくのかっていう意味で、ここから始まるという明るい曲で終われて凄く良かったです。

――――では最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
佐藤:最終回の収録を終えた今もドキドキしていて、終わった気が全くしないんですが、七海ちゃんもこの世界の中のいいスパイスになって、皆さんに愛されるキャラクターになれたら嬉しいです。イベントもあるので、末永くガーリッシュ ナンバーを愛していただいて、その中の一つに七海ちゃんがいたらいいなと思います。これからもよろしくお願いします!

大西:万葉は最初は色々あったので、皆さんに愛していただけないんじゃないかと不安だったんです。でも7~8話を経て、少し柔らかくなったり、酔っ払った万葉を見て、ギャップがあって可愛い子じゃんと思っていただけるようになっていたら嬉しいです。百花とより良い関係のパートナーになれて、人間として成長できたと思います。
ラストが「勝ったな、ガハハ」で終わるのも『ガーリッシュ ナンバー』らしいですね。この先もイベント等が待っているので、期待して追いかけていただけたらと思います。

鈴木:ガーリッシュ ナンバーはフィクション/ノンフィクションありの、いろんな角度から濃く描いていた作品だと思います。楽しめる要素が沢山詰まっていたので、色々な人が楽しめる作品になっていたと思います。イベントもあるので、『ガーリッシュ ナンバー』を好きになってくれた皆さんと会えるのを楽しみにしています!

石川:いろんな意味で話題になる題材で、クズな部分に関してはフィクションもあるんですが、アニメを作る上での声優さんやスタッフさんの頑張りは、ノンフィクションだったりします。

いかにいいアニメを作るために頑張っているのかということが、このアニメを見て垣間見えたりしたら、こちら側の人間としては嬉しいです。京ちゃんはみんなの支えになったりして、すごく良い子なので、いつか報われてほしいなという願いも込めて、このメンバーで続編ができたらなと思ってます。4月のイベントではキャラクターとシンクロさせた私たちを見ていただいて、楽しんでもらえたら嬉しいです。

本渡:オーディションを受けるときから、「絶対面白い作品になるだろうな」と思っていました。作中ではアドリブをいっぱい入れて、八重成分を置いていこうと思っていました!楽曲も沢山あって、色んな事に挑戦できた作品で、私にとっても財産になりましたし、すごく充実した期間でした。だから、これで終わってしまうと思うと寂しいんです。渡先生が収録後に「そう言えば放送されてたねって作品にはしたくない」とおっしゃっていたんですが、そうならなかったと思いますし、そういう作品に携われたことが嬉しいです!

千本木:千歳は性格がクズという設定だったので演じる前は不安だったんですが、放送が始まってみたら絵もかわいくて、表情もすごく豊かで、私にとってすごく憎めないキャラクターになっていました。

千歳もいろんな人と出会って、「自分の代わりはいくらでもいて、その中で選ばれた時に何をしていくか?」って考えたと思うんです。最終的には「自分を好きになって、自分が出したものを誇ろうって。」千歳がそう思った事は、すごく良いなと思いました。それはきっと、この業界に限らず大事なことだと思います。

「いくらでも代わりはいるけど、自分がやったことに誇りを持っていれば、必要とされるし、周りは見てくれている。」という事を千歳が私に教えてくれたんだと思います。どうしたらいいのか、悩んだ時に見ると何か力を貰える作品じゃないかなと思いますので、放送が終わっても何回も見て楽しんでいただければと思います。願わくば、彼女たちの先も見てみたいと思うので、応援よろしくお願いします!

公式サイト

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