AnimeJapan2017 ポニーキャニオンブースには竹達彩奈や下野紘、遠藤ゆりかが登場。『セイレン』『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!』などのステージも

2017年3月25日(土)、26日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2017』。そのポニーキャニオンブースにおいては、ポニーキャニオンのアニメキャストやアーティストが多数登場するステージイベントが展開された。

今年のぽにきゃんブースでは、50周年イヤーを彩るアニバーサリーということで、両日共にトークイベント『CASINO ROYALE PONY CANYON 50th』を開催。25日(土)には、新規プロジェクト トークステージのほか、「竹達彩奈」「つぐもも」「セイレン」「小林さんちのメイドラゴン」「MICHI×和島あみ」「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!」といった6つのステージイベントが行われた。

26日(日)には「フレームアームズ・ガール」「マジきゅんっ!ルネッサンス」「遠藤ゆりか」「下野紘」「サンリオ男子」「カブキブ!」「ダイヤのA」といった7つのステージイベントが行われた。

竹達彩奈

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最初のステージは、声優・アーティストとして活躍する竹達彩奈が登場。最初のトークテーマは「私の青春はコレでした!」ということで、『ときめきメモリアル』と『カードキャプターさくら』にハマった青春時代が熱く語られた。続く、「人生のターニングポイントは?」というテーマでは、中学生の時に養成所に入った経緯から、最初のアニメ作品、そして『けいおん!』の話までを披露。作品のおかげでたくさんの人に出会えたと、感謝の気持ちを口にした。
また、全ステージの共通企画として行われた「ステージ対抗 ダイスタワーチャレンジ」に挑戦。こちらは、豪華景品を賭けて、15秒間に片手のみでサイコロをいくつ積み上げられるかを競うコーナーだが、竹達の記録は8個。その後、ルーレットを回して、サイン色紙をもう1枚プレゼントして、ステージを締めくくった。

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つぐもも

2017年4月より放送開始となるTVアニメ『つぐもも』のステージでは、加賀見かずや役の三瓶由布子と桐葉役の大空直美の2人が登壇。まずはPVを上映しつつ、作品およびキャラクター紹介を行った。
そして最初のトークテーマは「わかっちゃいるけどやめられないこと!」。マンガのオチが知りたくて、すぐにネタバレを見てしまうという三瓶に、強く同意する大空。そして自身については、昔、まかないを食べすぎてバイトをクビになったエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。
さらにステージには、本作のエンディングテーマ「I4U」を歌うMICHIが登場。アニメの放送情報やオープニング・エンディングテーマなどがあらためて紹介された。

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セイレン

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2017年1月より放送されたTVアニメ『セイレン』からは、嘉味田正一役の田丸篤志と桃乃今日子役の木村珠莉が登場。最初のトークテーマ「今までで一番緊張した話」では、木村が、ラジオ収録の際にお酒が出て、緊張のあまり飲みすぎてしまったと話すと、田丸は、収録現場で先輩声優が急に笑いだして自分の腕を掴んできたというエピソードを披露。ただの思い出し笑いだったそうだが、(自分が何かをしてしまったのかと思い)生きた心地がしなかったと、当時を振り返った。
また、「今ハマっていること」というテーマで、“モンスターを狩るゲーム”を始めたという田丸に対し、現在ウサギにハマっていて、毎日Youtubeで動画を探しているという木村は、荒木先輩と違って健全ですと強くアピールした。
また、先日最終回を迎えた『セイレン』について、自身の演じる今日子は王道で正統派な役だったと振り返る木村だったが、普通の雰囲気を出しつつも、ちょっとおかしくないですか、と田丸にツッコまれると、意外とズルイところがあると同意する木村だった。

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小林さんちのメイドラゴン

2017年1月から放送開始となったTVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』からは、トール役の桑原由気、カンナ役の長縄まりあ、エルマ役の高田憂希、ルコア役の高橋未奈美といった、“ちょろゴンず”の4人が、それぞれが演じる役柄の衣装を身にまとってステージに登場し、会場を盛り上げた。
トークテーマ「私の小さな幸せ」では、高橋が、ラジオの収録で4人が集まるときが幸せと力説。明太子が好きという福岡県出身の高田は、奮発して丸々一本食べるときに幸せを感じると笑顔で語った。

続く「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、間髪入れずに“仕事をください!”と叫ぶ高橋。そして「新年度から挑戦してみたいこと!」では、お菓子が好き過ぎるという長縄が、食べ過ぎは身体に良くないので、「(お菓子を食べるのは)1週間のうちの3日にする」と宣言した。また、「最近、失敗した話」では高田が、衣装の首輪の部分を忘れがちで、このステージに出る際も忘れていたが、エルマをこよなく愛する高橋から指摘されたという裏話を明かした。
最後の挨拶では桑原が「今後の展開としてもキャラソンやBD・DVDもあるので、たくさん(この作品を)楽しんで欲しい」と語り、ステージを締めくくった。

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MICHI×和島あみ

アーティストとして活躍するMICHIと和島あみのステージでは、『つぐもも』ステージに次いでの出演となった沖縄出身のMICHIが、ハイサーイと元気に登場。続いて、AnimeJapan初ステージとなる和島が、少々緊張気味の様子ながら、笑顔で観客に挨拶する。
トークテーマ「わかっちゃいるけどやめられないこと!」では、ヨーグルトのフタの裏を舐めてしまうという和島に、ぶっちゃけたねとMICHI。気持ちは分かるとしながらも、自分は舐めないというMICHIに、家で一人だったらやりません?と執拗に食い下がる和島だった。

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トークに続いてはミニライブを実施。和島あみが、TVアニメ『デジモンユニバース アプリモンスターズ』のエンディングテーマ「アイ」、MICHIがTVアニメ『つぐもも』のエンディングテーマ「I4U」をそれぞれ力強く歌い上げ、ステージを締めくくった。

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美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!

昨年放送されたTVアニメ第2期シリーズに続き、OVAとしての制作が決まっている『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!』からは、箱根有基役の山本和臣と鳴子硫黄役の白井悠介が出演。ステージに登場すると、「我ら、永久に愛の王位継承者!バトルラヴァーズ」の名乗りで会場を盛り上げる。

トークテーマ「最近、失敗した話」では、“最近24時間がよくわからない”という山本。14時と15時がごっちゃになって、15時の待ち合わせなのにPM2時に行ってしまうことがあるという告白に、白井も会場も首を傾げる事態に。なお、防衛部のメンバーでビアガーデンに行く約束をした際は一週間まちがえたという天然(?)エピソードも披露された。
「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、「美男高校地球防衛部」が3年目に突入したことを踏まえて、あと7年くらい続けてもらいたいという白井。「目指せ10周年!」。それくらい息の長いコンテンツにしてほしいという願いに、会場からも大きな歓声が上がった。

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フレームアームズ・ガール

26日(日)の最初のステージは、2017年4月より放送開始となるTVアニメ『フレームアームズ・ガール』。轟雷役の佳穂成美、スティレット役の綾瀬有、バーゼラルド役の長江里加、マテリア シロ・クロ役の山崎エリイ(1人2役)の4人が登場し、PVを上映しつつ、作品の概要やそれぞれが演じる役どころについて紹介した。
「アニメの見どころ」について、とある“場所”がよく出てくるが、アニメを観ればきっとそこに行きたくなるという佳穂に対し、綾瀬は「フレームアームズ・ガール」のセクシーなボディと肌色、長江はプラモデルが動くところ。そして山崎は熱いバトルシーンに注目してほしいと語った。

テーマトーク「新年度から挑戦してみたいこと!」では、作品にちなみ、自分が演じるキャラクターのプラモデルを作りたいという佳穂と綾瀬に対し、プラモ好きの長江は、もっと本格的に作りたいと、さらなる制作意欲を掻き立てられているようだった。

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マジきゅんっ!ルネッサンス

2016年10月より放送されたTVアニメ『マジきゅんっ!ルネッサンス』からは、一条寺帝歌役の梅原裕一郎が登壇。「最近、嬉しかった話」というテーマでは、自身の誕生日に、墨ノ宮葵役のKENNからお祝いのLINEが来たエピソードを明かした。
また、「わかっちゃいるけどやめられないこと!」では、カップ麺が大好きで、深夜に食べてしまうのがやめられないこと、「新年度から挑戦してみたいこと!」では、最近まったく筋トレができていないので、週一、ニ回は定期的に行うことをあらためて決意していた。

そして、「卒業したいこと!」では、夜も遅いし、食べ物もジャンキーだし……と“不摂生な生活”を挙げ、最近はゲームにハマって寝不足であることを告白した。
ダイスタワーチャレンジでは、ここまでで最低となる6個。くやしがる梅原だったが、同じく最低の6個だったのが、自らも出演する作品と知って、『地球防衛部』と同じならいいか……と苦笑いを浮かべた。

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遠藤ゆりか

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続いては、遠藤ゆりかが白と赤の衣装でステージに登場。MCの橘えみりとは同じ事務所ということもあり、息もピッタリのトークが会場をわかせた。トークテーマ「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、 “リアルなお願い”として、ライブがしたいと熱望する。さらに「私の青春はコレでした!」では、軽音楽部に入ってライブをやっていた高校時代を振り返った。

「わかっちゃいるけどやめられない!」では、遠藤が答える前に、客席からあがった「お酒」の声に苦笑いしつつも、前日に行われたAJ Nightの楽屋での酒エピソードを披露した。
そして、ステージにおいて、PlayStation 4 & PlayStation Vitaソフト『追放選挙』のテーマソングタイアップが決まっている新曲「Melody and Flower」を初披露。熱いライブステージに続いては、ニューシングルのカップリング曲「knight-night」にて作詞を担当することを発表した。

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下野紘

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今回のぽにきゃんブースで、もっとも観客を集めたのが、続く「下野紘」ステージ。下野がステージに登場するや、客席からは大きな歓声が上がる。トークテーマ「私の青春はコレでした!」では、友達とママチャリで往復100キロくらいを走った青春時代を振り返った。

「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、まず“ライブ”を挙げ、さらに、サンリオとのコラボの流れで、『サンリオ男子』に出演したいという野望を口に。そして、「新年度から挑戦してみたいこと!」では、4月から大きなイベントが続くので、それが挑戦であり、皆さんに楽しんでもらえるステージにしたいと、あらためて意気込みを語った。
4月19日には、『カブキブ!』のオープニングテーマとなる3rdシングル「Running High」をリリースする下野だが、今回のステージではそのジャケット写真・リリースイベント情報に加え、サンリオの「シナモロール」とのコラボイラストも公開された。

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サンリオ男子

サンリオキャラクターが好きな男子高校生5人組を描く『サンリオ男子』。2018年冬のTVアニメ化が予定されている本作からは、吉野俊介役の大須賀純と西宮諒役の花倉洸幸がステージに登場した。

トークテーマ「人生のターニングポイントは?」では、下野紘が初主演のアニメを見たことが、声優を志すきっかけになったという花倉に対し、大須賀は、小学校の同級生の父親が声優だったことが、声優という職業を知るきっかけになったという。
また、「今までで一番緊張した話」では、花倉は、声優を目指すきっかけになった下野と初めてあったときのエピソードを披露。一方、大須賀は、『サンリオ男子』のキャストに決まったとき、メンバーの内の3人が平成生まれで、しかも30代が自分一人だったため、話がちゃんと合うのか心配だったと当時を振り返った。
また今後の展開へ向けて、恋愛ゲームアプリの主題歌を全員で歌ったようにアニメでもメンバー5人でもう一度歌わせてほしいという希望を語った。

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カブキブ!

2017年4月より放送開始予定のTVアニメ『カブキブ!』からは、来栖黒悟役の市川太一と阿久津新役の逢坂良太がステージに登場。カジノトークの際、逢坂が“黒の8”に1点掛けすると、ルーレットの目がまさかの“黒の8”になるというミラクルで大盛り上がりを見せる。
トークテーマ「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、“仕事がほしい”という市川が、『カブキブ!』とは別に、スポーツ部活モノに出演したいという希望を語ると、逢坂は、“仕事とは関係なく”プライベートで旅行させてほしいという欲望を口にした。

「私の青春はコレでした!」では、市川は、学生時代の部活動(バスケットボール)を挙げ、当時はすごく嫌だったが、今考えると楽しかったと振り返る。一方、いまだ“青春真っ只中!”という逢坂は、趣味を持つと、それのために頑張れるので楽しいと語った。
『カブキブ!』の作品紹介では、収録に入る前に、歌舞伎座の稽古場で、プロの役者に発声方法などを教わったエピソードを披露。歌舞伎という世界に挑戦することは大変だが、とてもやりがいがあると声を揃え、『カブキブ!』をきっかけに、歌舞伎に親しんでほしいと、観客にアピールした。

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ダイヤのA

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AnimeJapanのポニーキャニオンステージにおいて、もはや恒例となった大トリの『ダイヤのA』ステージ。今年は、沢村栄純役の逢坂良太と降谷暁役の島﨑信長が、青道高校のユニフォームを羽織っての登場となった。トークテーマ「ポニーキャニオンにお願いしたいこと!」では、現在、原作が連載中の『act2』のアニメ化を挙げ、原作の完結まで、アニメもやりきってほしいと口を揃えた。
「今まで一番緊張した話」では、北海道での始球式を挙げた島﨑に対し、逢坂は1月からはじまったラジオに、片岡監督役の東地宏樹がゲストに来た際のエピソードを披露。すごく熱く語ってくれたと、収録時の様子を振り返った。
原作コミックやアニメ、そして舞台の情報を網羅するファンクラブ「ダイヤのA The Family」が、主人公・沢村栄純の誕生日である5月15日からオープンするなど、さらなる盛り上がりが期待される『ダイヤのA』。今後、東京ヤクルトスワローズや東北楽天ゴールデンイーグルスとのコラボも予定されるなど、今後の動向にも注目しておきたい。

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