池波正太郎『鬼平犯科帳』シリーズが『鬼平』として初アニメ化。主人公“鬼の平蔵”のビジュアル公開

累計発行部数2,700万部を誇る池波正太郎の『鬼平犯科帳』(文藝春秋刊)が、2017年に誕生50周年を迎えることを記念して、池波正太郎作品初となるアニメーションを制作、タイトルを『鬼平』としてTVアニメ化される。

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プロデューサーは、手塚治虫率いる虫プロにてキャリアを積み、制作会社マッドハウスの代表取締役を務めた後、70歳にして新たな制作会社MAPPAを、そしてこの春にはスタジオM2を立ち上げ、精力的に活動を続ける丸山正雄氏。
これまでに映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』など半世紀以上にわたり200本以上のアニメ作品を手掛け、日本アニメ界を牽引し続け海外からも評価の高い名プロデューサーだ。
監督・キャラクターデザインは、『BUZZER BEATER』『ルパン三世 GREEN vs RED』の宮繁之氏が担当する。

このアニメ化決定に際してオフィス池波は「連載開始から約50年、いまなお読み継がれている『鬼平犯科帳』がこの節目に初アニメ化ということで、驚きとともに大変期待しております。アニメにしかできない新しい鬼平の世界を表現していただきたいと思っております。」と語っている。

丸山正雄プロデューサーコメント

原作を損なうこと無く、ただ原作をなぞるだけではない、アニメとしての魅力をどこまで出せるか!勝負です。格調高いオーソドックスな時代劇、且つ時代劇だからできるケレン味。

しっかりした時代考証を抑えつつも、モダンでオシャレなセンス。むろんダイナミックな動き!そして破天荒な見せ場も。相反するものを止揚して、美しい、どこにもない世界を目指します。鬼平の魅力に取り憑かれた我々は、厳しく悪を追い詰めながら、人情の機微を優しくみつめることを追い続けた池波正太郎の世界をまっすぐに見据えて行けたらと、何より誰もが愉しめるまっとうなエンターテインメントを今しか出来ない時代劇「鬼平」がやれたらとひたすら願っています。

メインスタッフ

原作:池波正太郎
制作:株式会社トムス・エンタテインメント
アニメーション制作:スタジオM2
プロデューサー:丸山正雄
監督・キャラクターデザイン:宮繁之

池波正太郎公式サイト

(C)オフィス池波/文藝春秋/「TVシリーズ鬼平」製作委員会