『劇場版すとぷり はじまりの物語』公開記念舞台挨拶にすとぷりメンバーが集結!「メンバーの夢が叶い、最高の思い出になりました」

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本日7月19日に公開を迎えた『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』について、公開記念舞台挨拶が開催された。
舞台挨拶には、すとぷり(莉犬/るぅと/ころん/さとみ/ジェル/ななもり。)メンバーと、松浦直紀監督が登壇。完成した作品の制作を振り返った。

まずななもり。さんは「アニメ化したいよね」という話は以前からしていたと振り返る。メンバーの夢がかなった最高の映画になりましたとコメント。
そんな作品を生み出した松浦監督は、苦労したことは「なかった」と断言。制作が楽しくて、「まだまだメンバーと作品を作る、この時間が続いたらいいのに」と名残惜しい気持ちを口にした。

続いてさとみさんは、今回の企画を聞いたとき「夢のようでした」とコメント。声優としての夢を持っていたさとみさんにとって、自分たちが主演の映画を作れたことは「嬉しいという言葉では足りないくらいの感動でした」と語った。

るぅとさんはOP主題歌「雨天決行」と挿入歌「生まれたその時から」を書き下ろしている。映画の楽曲を手掛けるのは初めてのことで、「どういう風にするかすごく迷った」と話するぅとさん。その中で、「雨天決行」はサウンドをオーケストラにして、劇場で映えるようにしたと解説。そして「生まれたその時から」に関しては、「畳み掛けるようなコーラスが感動できると思います」とアピールした。

アニメ声優に初挑戦したころんさんは、「大変だったところはまったくなくて、むしろ素を出せて楽しかったです」と笑顔でコメント。しかし、収録では30テイクまで言ったセリフもあったらしく、そのときだけは「ドッキリ動画なのかな」と不安になったとか。
ななもり。さんによると、そのセリフは「自然なニュアンスを出すためにはどうしたらいいのか、調整を積み重ねたんです」と当時の心境を明かしていた。

次に莉犬さんは今回物語の主人公という立ち位置になっている。作品について莉犬さんは、「最後の長ゼリフからエンドロールは共感できるし、グッと来る場面でした」と話した。
アニメを多く制作してきたジェルさんは、完成した映画をについて「クリエイター目線で見ることも多かった」と話す。
「キャラクターが被らないようにしていたり、たくさんの人のプロ意識が集まった作品だと感じました」と、ジェルさんらしい視点で作品の感想を述べていた。

そして本作で製作総指揮、原作を務めているななもり。さんは、「メンバーの夢を叶えながら、ファンの方にさらなる魅力を伝えられる作品になりました」と力強くコメント。そんな作品の制作は「自分にとっても最高の思い出になりました」と語る。

最後はあらためて登壇者がファンに向けて挨拶。その中で松浦監督は「すとぷりメンバー6色にリスナーさんを加えて、七色の虹にしてください」という粋なコメントを織り交ぜ、すとぷりメンバーから「おー!」と歓声が上がる一幕も。短い時間ではあったが、大きな盛り上がりを見せた舞台挨拶だった。