『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』2025年3月14日に公開決定。全三章プロジェクトであることも明らかに

劇場版

『劇場版モノノ怪』の第二章「火鼠」の存在と、2025年3月14日(金)に公開が決定したことが明らかになった。
『劇場版モノノ怪 唐傘』のラストシーン、薬売りが新たなモノノ怪の存在を感じ取り、意味深な表情を浮かべた瞬間襖が閉まり物語が終了。そのままエンドロールに入るかと思いきや、「二章・火鼠へつづく」の文字が現れ、続編の存在がサプライズで明かされた。公開初日に劇場に足を運んだ人に、真っ先に第二章の存在を知って欲しいという制作陣の想いが込められた演出だ。

また、8月2日(金)から第二章のムビチケ第一弾が発売されることが発表され、併せてデザインも公開された。
天井から壁、そして床まで艶やかな色彩が絶え間なく続く部屋に一人立つ薬売り。その手には天秤が乗っているが、まだモノノ怪の存在を知らせる気配はなさそう。手前には将棋盤と駒のようなものが見えるが、『モノノ怪』らしく一風変わったデザインであることが確認できる。駒が床に落ちて乱れている様子から、何か異変が起きた直後ではないかと想像させられる絵柄だ。

さらに、『劇場版モノノ怪』が、全三章で構成されているという事実も明かされ、シリーズの生みの親・中村健治氏よりコメントが届いた。

<シリーズ生みの親・中村健治氏 コメント>
『劇場版モノノ怪』は、TV版を観ていない初見の方がいきなり鑑賞しても大丈夫なようにデザインしました。
続く二つの劇場版もちゃんと独立した一つの劇場作品として完結します。
そして「大奥」という舞台、薬売りが「モノノ怪」を斬るという作品の型は維持されますが、味付けやバランスはそれぞれ章ごとに違うものとなります。どの劇場作品から観ても大丈夫な佇まいとなっていますが、実は第一章をもう観られた皆さんは第二章、第三章の主人公達と劇場で出会っています。またそれ以外の登場人物達も引き続き「怪異」と向き合っていきます。さらに三部作全体で大きなひとつの「情念」を薬売りが斬る物語にもなっています。
全力で制作してまいりますので、引き続き、何卒皆々様、今しばらくお付きたい願いたく候!です!

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