ナナニジ・天城サリー、カナダ「Animethon 2024」出演。アメリカンジョーク連発のステージに約3,600人が熱狂

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8月9日~11日の3日間、カナダ・エドモントンで開催されたアニメイベント「Animethon 2024」に、22/7(ナナブンノニジュウニ)の天城サリーが出演した。2日連続で出演したライブステージでは、各日約1,800人、合計約3,600人の超満員のファンの前でライブパフォーマンスを行った。

天城サリーは、アメリカ・ロサンゼルス出身で、ネイティブである英語、日本語のほかスペイン語も話せるトリリンガルとして有名で、秋元康総合プロデュース・22/7(通称:ナナニジ)のメンバーとしてアイドル活動を行うほか、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」清水イライザ役、ゲーム「オーバーウォッチ2」霧子役等、多数のアニメ・ゲーム作品の声優を務めるなど多岐にわたる活動を展開している。
その語学力と英語圏での知名度を生かし、今年5月にアメリカ・シカゴで開催された「Anime Central 2024」、7月にシンガポールで開催された「Creators Super Fest 2024」にも招聘されるなど、日本国外からも多くの注目を集めている。

8月9日に出演した初日のライブステージには、トップバッターとして登場。22/7のオリジナル曲「YESとNOの間に」をはじめ、「何もしてあげられない」「曇り空の向こうは晴れている」等の人気曲をソロ歌唱。MC内では、「YESとNOの間に」がEDテーマとなっているアニメ『ATRI -My Dear Moments-』の話に及ぶと、すでに第6話まで放送・配信中の本作品の視聴をためらう会場のファンに向けて、「君はどうせ一晩で全部見終わる顔をしているから大丈夫」といじってみせるなどアメリカンジョークで沸かせました。「残酷な天使のテーゼ」「残響散歌」等人気アニメソングのカバーを含む全7曲のパフォーマンスを終えると、鳴りやまない“Sally”コールの中、ステージを後にした。

さらに、翌10日のライブステージでは、シークレットゲストとしてオープニングアクトを務めた。突如、天城を除く22/7メンバー9名からのサプライズメッセージが大型ビジョンに流されると、大歓声のなか天城がステージに登場し、海外版のポケモンアニメ主題歌である「Pokemon Theme」を熱唱。幼少期をアメリカで過ごした、ネイティブである天城サリー“ならでは”の選曲に、「ポケモン」の大合唱が巻き起こるなど、会場のボルテージは一気に最高潮に。続けて、「YESとNOの間に」と「God knows…」のカバーを披露し、オープニングアクトとして堂々たるパフォーマンスを魅せた。

天城は、イベント期間中の3日間で、ライブステージのほか、トークショー、サイン会、VIPファンミーティングにも参加。チケット即完売となったVIPファンミーティングでは、“絶対に使うことのない”日本語講座など、ここでも得意のアメリカンジョークを連発し、現地ファンのハートをがっちり掴んだ。

アルバータアジアポップアート協会(Alberta Society for Asian Popular Arts: ASAPA)の運営する「Animethon」は、昨年30周年を迎え、カナダ国内で最も息長く続いてきたアニメフェスティバルの一つ。今年の「Animethon 2024」も、3日間で合計約15,000人を動員した。

■8/9(金)天城サリー「Animethon 2024」セットリスト
1.残酷な天使のテーゼ
2.恋愛裁判
3.ドライフラワー
4.何もしてあげられない
5.YESとNOの間に
6.曇り空の向こうは晴れている
7.残響散歌

■8/10(土)天城サリー「Animethon 2024」セットリスト(OPアクト)
1.Pokemon Theme
2.YESとNOの間に
3.God knows…