第47回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞と優秀アニメーション作品賞を受賞した映画『BLUE GIANT』のNUTが描くオリジナルTVアニメーション『ネガポジアングラー』が制作決定。2024年10月から放送・配信を開始する。
本作品では『アングラー(＝釣り人)』というタイトル通り、「釣り」をテーマの一つとし、他人とのつながりが希薄で消極的な人生を送ってきた青年が、様々な人との出会いや釣りを通して変わっていくヒューマンストーリーを描く。
発表に合わせてティザーPVを公開！ティザーPVでは、舞台モデルとなっている東京湾沿岸の実景とアニメーションを組み合わせた特別仕様の映像となっている。
本作品のメインスタッフ情報とメインキャスト情報も公開となった。監督を務めるのは、『幼女戦記』の上村泰、シリーズ構成・脚本は『葬送のフリーレン』の鈴木智尋、キャラクターデザイン・総作画監督は『クラゲの食堂』の谷口宏美、アニメーション制作は映画『BLUE GIANT』のNUTなど、豪華スタッフ陣が手掛ける。
そして出演声優陣は、主人公で根暗な大学生の佐々木常宏役を岩中睦樹、天才女子高生アングラーの鮎川ハナ役をファイルーズあい、常宏の面倒を見る世話好きの躑躅森貴明(つつじもりたかあき)役を石川界人が担当する。今回発表となった岩中睦樹、ファイルーズあい、石川界人よりキャストコメントが到着した。
岩中睦樹（佐々木常宏役）
主人公の佐々木常宏(ヒロ)を演じさせていただきます。
いきなり余命2年と医者に宣告され、借金取りに追われ、どこまでもツイてない大学生・・・
根暗で無気力、そのくせ頑固で釣り初心者なところに『借金取りに追われたことはないけど昔の僕じゃん！』と共感をおぼえてオーディションの時からなるべく力を抜いたお芝居を心掛けるようにしていました。
ツイてないとは言いましたが、余命宣告を抜きにしたら概ね自分が招いた結果。
でも頑固なので認めようとせず、全て運命のせいにしたり、自覚がある何かに対しても他人から言われるとムッとなる常宏くんがとても人間臭くて大好きです。
釣り好きの方には勿論、様々な方達に共感してもらえるような作品になると思います。
コミカルなシーンで様々なタッチで描かれるキャラクター達の表情も凄く可愛いので、そこにも注目していただけると嬉しいです。
放送をお楽しみに！
ファイルーズあい（鮎川ハナ役）
鮎川ハナ役を演じさせていただきます、ファイルーズあいです！
わたし自身、釣りの経験もなく初心者なのですが、
主人公が同じように未経験なところから始まる物語なので、一緒に学べて没入感が味わえる作品です！
そして、それぞれ悩みやバッグボーンを抱えた、等身大だけど魅力的な登場人物達が登場するので、
共感できる方も多いと思います。
ぜひ、一緒に楽しい釣りライフを楽しみましょう！
石川界人（躑躅森貴明役）
躑躅森貴明を演じます、石川界人です。
陸釣りを題材に、そこに根ざすヒューマンドラマが胸打つ作品になっていると思います。
また、人生に疲れた時に周りの人に目を向けることができるようになる作品です。
貴明は一見するとチャラくてコワモテに見えますが、とても優しく面倒見がいいキャラクターです。
常宏のことを気にかけて、仲間と共に釣りを楽しんでいます。
釣りを通して語られる彼の物語と、人生の向き合い方をぜひ最後までご覧ください。
作品概要
＜INTORODUCTION＞
多額の借金を抱え、さらに医者から余命2年を宣告された大学生、佐々木常宏。
鬱々とした日々を過ごす常宏は、ある日借金取りに追われ海に転落したところを、
釣り好きの少女ハナとその釣り仲間の貴明たちに助けられる。
ハナに勧められるまま人生初の釣りを経験し、その釣り仲間とも親交を深める常宏。
ハナや貴明の働くコンビニでバイトも始め、難解な釣り用語や生アミの匂いに苦戦しながらも、徐々に釣りにハマっていく。
手元に伝わるアタリは、生の実感――。
転落し続け世界を見上げるだけの人生は、そう簡単に変わらない。
そんな常宏が釣りを通して見つけたものとは……？
<STAFF>
原作：ネガグラプロジェクト
監督：上村 泰
シリーズ構成・脚本：鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督：谷口宏美
魚類の絵：長嶋祐成
プロップデザイン：月田文律/横山なつき/谷口宏美
美術監督：市倉 敬
美術設定：藤瀬智康
色彩設計：垣田由紀子
CGディレクター：さいとうつかさ
撮影監督：頓所信二
編集：神宮司由美
音響監督：岩浪美和
音楽：菊谷知樹
音楽制作：KADOKAWA
アニメーション制作：NUT
製作：「ネガポジアングラー」製作委員会
<CAST>
佐々木常宏：岩中睦樹
鮎川ハナ：ファイルーズあい
躑躅森貴明：石川界人
